思い込み
こんにちは。
卓球三昧の藤井です。
今日は日々のレッスンの中でよくあるシーンを紹介します。
藤井:「打つ瞬間に足が動いているので、動かないで打ったほうが良いですよ。」
お客さん:「そうですよね。動けていないですよね。もう少ししっかりと動きます。」
藤井:「えーと。。。。。」
このシーン、今まで何度となく経験しました。
通常、会話の中で、話の流れを読み「オチ」を想像します。しかし、途中で知らず知らずに結論を自分の知識から勝手に導き出してしまう場合があります。最初は相手の話を聞いて内容を理解しようとしているが、気づいたら自分の中で答えを出していたというケースです。
上記の例ですと、特に話の流れのない断片的な会話のために、この現象が頻発すると思われます。自分の概念に無いアドバイスをされた際、もしかしたら頭が勝手に既成概念に沿った理解にすり替えている可能性があります。自分もそうなのですが、すでに知識が多少ある分野ほど、この傾向は強いと感じます。
既存の概念を覆し真逆の概念を理解するためには、凄まじい労力がかかります。そのために、頭が自ずと楽な方を選択しているのかもしれません。パラダイムシフトが難しい一つの原因だと思われます。
卓球に対する一般的なイメージは、「卓球は瞬発力の必要とする競技だから、足を速く動かして打球しないといけない」「Youtubeでのプロの選手は動きが速く、フットワークが凄い」といったものです。
しかし、実際打球の瞬間は、体・足が止まっています。そのようには見えませんよね。。。動画のプレーを真似てもその通りに出来ないのがスポーツです。
英語から日本語の翻訳があるように、動画からトップ選手のプレーを翻訳し生徒さんの思い込みを取れるか。これがコーチの仕事だと考えています。
卓球場・卓球教室
卓球三昧高田馬場店
藤井貴文
カテゴリーから見る
- お知らせ・更新情報 (254)
- 大村拓己(卓球三昧) (175)
- 大塚裕貴(卓球三昧) (172)
- 松崎友佑(卓球三昧) (151)
- 藤井貴文(卓球三昧) (127)
- 貝守千晶(卓球三昧) (103)
- 石澤恭祐(卓球三昧) (102)
- 飯野弘義(卓球三昧) (80)
- 宇土弘恵(卓球三昧) (74)
- 深山昂平(卓球三昧) (67)
- 河田峻(卓球三昧) (63)
- 寺光法隆(両店勤務) (42)
- 石塚航平(卓球三昧) (39)
- 原田涼太(卓球三昧) (39)
- 生田裕仁(卓球三昧) (24)
- 吉田和也(卓球三昧) (23)
- 福田晴菜(卓球三昧) (22)
- 三上貴弘(卓球三昧) (22)
- 小浦仁斗(卓球三昧) (22)
- 中河博子(卓球三昧) (21)
- 高橋涼(卓球三昧) (21)
- 春日勝太(卓球三昧) (20)
- 坂野申悟(卓球三昧) (18)
- 栗山直之(卓球三昧) (17)
- 髙橋治(卓球三昧) (17)
- 小野桃寧(卓球三昧) (15)
- 飯村直哉(卓球三昧) (13)
- 松本優希(卓球三昧) (12)
- 伊佐治桐人(卓球三昧) (12)
- 卓球三昧ブログ (10)
- 河田瞳(卓球三昧) (10)
- 松渕健一(卓球三昧) (8)
- 黒澤明寛(卓球三昧) (7)
- 三浦萌香(卓球三昧) (2)
- 松原公家(卓球三昧) (2)
Copyright (C) 2010-2024 卓球三昧 All Rights Reserved.