日本で2番目に高い山
みなさんこんにちは!
先日また三昧山岳会活動してきました(´-`)
さて、今回登った山は題名にも書いた「日本で2番目に高い山」です。
これわかりますか?
答えは一番最後に載せておきますね(´▽`)
ヒントは南アルプス、標高は3193mです。
試しに三昧に来ているお客様10人に聞いてみたところ…
なんと正解率0%!
一人も知りませんでした…
昔元民主党の某議員が「2番じゃだめなんですか?」という迷言をぶちかましましたが、やっぱり2番じゃだめなんですよね~
今回も天気に恵まれ最高の登山が楽しめました。
この山は南アルプスにあり、標高3000m越えなので、7月の中旬でもまだ雪が残っていました。
この暑さでまだ雪が残っているというのは信じられませんよね。
しかし道中は夏らしく綺麗な花や小川の流れる岩肌の絶景を楽しみながら楽しく登れます(´▽`)
途中富士山が良く見えました。
なにやら雲がサザエさんの髪型みたいになってたのでサザエ雲と命名させていただきました(´-`)
びっくりしたのは山頂3193mのところでもたくさん虫やハエがいたことです。
テントウムシもいました。
こころなしか藤井コーチがいつもよりイケメンですね。笑
そして下山途中に運よく雷鳥の家族に出会えました!
雷鳥は特別天然記念物に指定されています。
赤〇が親で青〇が雛で3匹ほど撮れました(*´ω`*)
今回はさすが日本2位の山ということもあり、歩く距離や難易度は今までで一番でした。
2日目は山小屋から山頂と下山で休憩入れて約10時間の行程でした。
久しぶりに身体の芯から筋肉痛になり数日はきつかったです。笑
下山してから山を見てその距離にびっくりしました(*゚ロ゚)
この矢印のところから1日で降りてきました。
そりゃ疲れるわと思います…
しかし今回も大変お世話になった山の達人Oさんは平気な顔でひょいひょい歩いていました。
後で聞いたところ僕たちにペースを合わせてゆっくり歩くから余計疲れるとのことです。笑
毎回山に行くたびに山の魅力に取りつかれます。
いやぁ、自然ってほんとにいいもんですね(*´ω`*)
夏の内にまた沢登りにも行く予定なのでそれも楽しみです(´-`)
では今日はこのあたりで…の前に
そういえば山の名前の答え書いてませんでした…
途中写真に出てきたので気付いた人もいると思いますが。
答えは
「北岳」
です。
これ名前聞いてもみなさんピンときてませんでした。笑
ちなみに日本3位はご存知ですか?笑
それでは
卓球場・卓球教室の
卓球三昧高田馬場店
大村拓己
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コメント一覧-
藤井 領一 より:
2018年8月14日 8:54 PM
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藤井領一 より:
2018年8月13日 10:34 AM
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藤井領一 より:
2018年8月10日 9:22 PM
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藤井領一 より:
2018年8月10日 3:20 PM
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藤井領一 より:
2018年8月10日 2:46 PM
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藤井領一 より:
2018年8月10日 10:57 AM
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藤井領一 より:
2018年8月9日 2:06 PM
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藤井領一 より:
2018年8月8日 10:31 AM
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藤井領一 より:
2018年8月7日 2:21 PM
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藤井領一 より:
2018年8月7日 8:18 AM
下記の「レシーブ技術のラリーへ応用」の補足
レシーブや前陣のラリーで使うチキータとミュータ(新旧の打ち方)の説明を以下に補足致します。
1.打ち返すチキータとミュータ(従来からの台上レシーブ) 〜やや裏ソフト向きの技術〜
手首を曲げを垂直よりもラケット面をやや被せてボールの真横〜斜め上側を厚く擦り、横〜横上系の回転をかけながらボールを前へ押し出す様に打ち返します。
球速がやや速く、強い横(上)回転のボールになりやすい。
2.切るチキータとミュータ(新しいやり方) 〜やや表ソフト/粒高ラバー向きの技術〜
手首を曲げ垂直よりもラケット面をやや上を向けてボール後方の斜め下側を薄く擦り、横系またはジャイロ回転をかけながらラケットを横へ動かしてボールを切って返球します。
球速がやや遅く、切れた変化の大きいボールになりやすい。(分かりづらい回転になりやすい)
ボールの下半分をラケット面で捉えて横下〜真横〜横上系の回転をかけ分けて斜め横前方へ擦ると、ラケット面の打球する箇所やスイング方向の違いにより、わかりにくく微妙に異なる回転のボールを出せます。
バックサーブでボールの横下側を擦ってわかりにくく横下〜横上系の回転をかけ分ける動作をラケット先端をやや下に向けて横回転系技術でやる感じです。(サーブを出しているつもりで返球すると良いと思います。)
〜まとめ〜
新しい打ち方を一言で言うとボール後方の下半球を横方向に薄くカットする様に打球すると良いと思います。
実際には様々なボールを数多く打球練習して対応力をつけることが大切だと思います。
上記は私見です。
藤井 領一
相手のボールの予測と待ち方
卓球の速いラリーや強打は漠然と待っていても良い返球をしにくいと思います。
相手の打ち方や打球の傾向(癖)などからある程度コースを限定し(無いと思われるコースを排除し)、予測されるボールやコースに応じた打ち方を頭に描いてボールを待つと打ちやすくなります。
相手の打球を限定する方法としては、相手に返しにくいボールを送り自由に打たせないことと、相手の体の開き(向き)や準備動作(バックスイング)から凡そコースを読む(例えば台の2/3のコースに絞る)ことができれば返球しやすくなります。
<予測されるコース>
1.(ミドル以外の)左右のコースが予測される場合
相手の打球時の姿勢や癖、戦術(組み立て)などからミドル以外のフォア或いはバック側のいずれかに打たれる可能性が高いと予測される場合があります。
この場合、ラケットをニュートラルに構えフォア/バックに切り替えるイメージで待つと良い。
(上記の構えはミドルが返しにくくなりますが、ミドルへは恐らく来ないと予測した時の構えです)
2.ミドル近辺のコースが予測される場合
相手の打球時の姿勢や癖、戦術(組み立て)などからミドルまたは体から遠くない左右(フォア/バック)に打たれる可能性が高いと予測される場合があります。
この場合、ミドル近辺に来たボールを返球しやすい打法で打つイメージを描いて待つと良い。
<打ち方>
1.(ミドル以外の)左右のコースが予測される場合
色々な打法が考えられますが、競技者が左右のボールを打ちやすい打法を選択すると良い。
御参考までに以下に前陣の場合の例を挙げると、
・両ハンドともドライブ
・フォアに来ればドライブし、バックに来ればプッシュまたは(カット)ブロック
2.ミドル近辺のコースが予測される場合
色々な打法が考えられますが、競技者がミドル近辺のボールを打ちやすい打法を選択すると良い。
御参考までに以下に前陣の場合の例を挙げると、
・(バックハンドの)プッシュまたはブロック
・(バックハンドの)横回転系カット(山なりのワイパースイングで横方向に切るレシーブ)
・チキータ、ミュータ(左記いずれでも打てるイメージで待ってコースにより切り替え)
・少しバック側に動きミドルをフォアハンドで打球(強打しやすいがフォア側に隙ができやすい)
~まとめ~
相手の打球位置、体勢、打ち方等から大雑把にコースを予測し、予測に応じた待ち方をすると返球しやすくなります。
コースにヤマを張るとそれ以外のコースに対応しにくくなるため、「この打ち方なら、このコースはまず来ないだろう」という程度に読みのウエートに差をつけるマイルドな予測が良いと考えます。
上記は私見です。
藤井領一
打球ゾーンの考え方
一般的に卓球の打球ゾーン(打球可能な範囲)と足の動きは補完関係にあります。
狭い打球ゾーンのスタイルの場合打ちやすい所まで大きく動く必要が多々ありますし、他方広い打球ゾーンのスタイルの場合多くの場合小さく動くだけで打球することが可能になります。
上記の2つのスタイルの長所と短所を以下にまとめてみました。
1.狭い打球ゾーン
<長所>
・(動く余裕があれば)力の入りやすいところで強く打ちやすい。
・(動く余裕があれば)打ちやすいところで打てるため、ミスしにくい。
・運動量は多くなるが、パターン化された動きのため、迷いにくくやりやすい。
<短所>
・相手に強打されたり左右に振り回されて自陣に隙ができた場合、時間的に動いて打ちきれない。
・基本姿勢が崩れやすく、自陣に生じた空きスペースや体勢の乱れを相手に狙われやすい。
・強く打ったボールを相手に利用(カウンター)されたり、力が入りやすい低い前傾姿勢を逆に利用されて強打をオーバーミスするリスクがある。(力を逃がしにくい)
2.広い打球ゾーン
<長所>
・小さな動きと多彩な技術で打球するため運動量が少なく、相手の強打にも対応しやすい。
(動きやすい楽な姿勢で構えるため、体力消耗や故障のリスクが小さい)
・動きが小さいため、打球後に体勢やラケットの基本姿勢が乱れにくい。(続けて打ちやすい)
・必ずしもボールの近くに体重を近づけないため、打球時に強いボールの力を逃がしやすい。
<短所>
・体から打球点までの距離がバラバラになる点は小さな足の動きと腕の伸縮で対応する分打球技術的に難しくなる。(技術が多くなる分、打球時に技術を選択する瞬時の判断が必要になる)
・早い打球点と相手のボールを利用して球速を出すが、技術的に習熟しないと強く打ちにくい。
~まとめ~
狭い、広い打球ゾーンのスタイルは各々長所と短所があり、いずれが良いとは一概に言えません。
どちらも万能ではないため、長所と短所を理解して競技者のスタイルや状況によって使い分けるのが良いと思います。
上記は私見です。皆様のご参考になれば幸いです。
藤井領一
相手を左右に振って崩す卓球で必要なこと!
現代卓球は強打で打ち抜きにくくなった分、相手を左右に振って崩すことが組み立ての王道になったと感じます。
左右にボールを散らして相手の位置や体勢を崩す卓球はプラボールの特性とも合致し主導権を握って相手よりも有利な形勢でラリーを続けやすいため、様々な意味でリスクの少ない戦術と言えます。
相手を左右に振って崩す卓球を実践する上で必要なことを以下にまとめました。
1.コース取りが十分に厳しいこと(左右のコーナー近く~サイドライン際を狙う)
2.打点が早いこと(強打する場合以外は、台にバウンド後速やかに打球する)
3.打球の軌道がサイドラインへ切れて行く方向に曲がること(サイドへ切れる横回転をかけて打球)
4.強く打ち過ぎない(2バウンド目が台から大きく出ない長さに調節し、相手を打ちにくくさせる)
5.相手にコースを読まれにくくする。(適宜逆モーションを入れ同じコースの短いボールを混ぜる)
~まとめ~
上記の点を総合的に高いレベルで維持してボールを送るほど相手は返球しにくくなります。
(配球が総合的に甘いと相手に素早く動かれ対応されやすくなり、戦術が利きにくくなります。)
相手の位置や体勢を見て、早い打点でサイドライン際へ切れて行くショートクロス、ストレートクロスのボールを入れられる様になれば、得点しやすくなります。
上記は私見です。
藤井領一
前陣や台上カットをする際の注意点
現代卓球は以前と比べてややコンパクトになり、カットする際も中後陣のカット技術だけではなく、前陣や台上のカット技術も求められる様になりました。
前寄りの位置のカットは、相手の失速前のボールの速度や回転を利用しやすい等のメリットは大きい反面、相手ボールの速度や回転に負けてオーバーミスしやすいという難しさがあります。
私が普段前陣や台上でカットをする際に留意していること以下にまとめました。
1.中後陣のカットでは距離があるため回転をかけながら少し前に押す様にカットするが、前の位置では前に押し過ぎない様に一直線にカットする。(楕円軌道のスイングの内側でボールを捉えるのではなく、ラケット面の角度を合わせて真っ直ぐなスイングの軌道上でボールを切る。)
2.中後陣のカットでは通常下回転系の回転をかけますが、前の位置では横~横下回転を多く使う。
(台上で下回転系のカットをすると打球後ラケットが台に当たりやすく、ラケットを構えている位置から直線的に打球点に向かって出しにくいため。)
3.早い打点でコンパクトにスイングする。(打点が早いほどボールを利用しやすく、入れやすい)
4.(特に台上では)フルスイングのカットではなく、カットブロックがやりやすい。
5.自分の力でボールを切るのではなく、相手のボール(勢い&回転)を利用して切る意識が大切
~まとめ~
現代卓球では以前にも増して返球率が重視される様になったため、カットマンだけなく他の主戦型の競技者にも前の位置のカット技術が重要になっていると感じます。
上記が皆様のご参考になれば幸いです。
上記は私見です。
藤井良一
プラボールをうまく利用する方法
卓球の使用球がプラボールになって、回転の強い速いボールがやや打ちにくくなりました。
そのため、守備やカウンターはやりやすくなったものの攻撃はやりにくくなったと感じます。
プラボールはセルボールとはサイズと材質が変わったため空気抵抗が若干増して減速が大きくなり、回転のかかったボールの軌道の変化は大きくなりました。
このような卓球環境(用具)の変化にどのように対応すれば良いのでしょうか。
私の見解になりますが、以下にプラボールにうまく利用する方法についてお書きします。
1.軌道が大きく曲がるボールを効果的に使う
プラボールの卓球では、切れたボールを使うとボールが失速して止まりやすく、軌道が急激に曲がりやすい。(効果的に使うと、相手の位置や体勢を崩しやすい。)
一方、プラボールは材質の関係で表面が滑りやすいため、ボールを切りにくくなりました。
プラボールを切るコツは、力を入れずに薄く切る様に擦る(カットする)と切りやすい。
ポイントは強い回転をかけるための摩擦力を確保しつつ、ボールを前に押し過ぎない様に打球することです。
打球時に摩擦力を確保するコツは、ボールが速いうちに(=早い打点で)打球する、ラケットを厚めに当てる、重力の影響を受けにくく打球する(=横~下回転系をかける)等が挙げられます。
ボールが頂点を過ぎてから上回転をかけて打球(ドライブ)するとボールの材質と重力の影響により滑りやすいため、ボールをつかむ場所、スイング方向、打球点等を考慮し打球時に十分な摩擦力が得られる様に打球されると良いと思います。
2.相手の手元で曲がる強打を効果的に使う
プラボールはスマッシュなどの強打すると、打球時に滑りやすく飛行中にやや減速するため、従来の様に強打すると相手に返されたりカウンターされやすくなりました。
プラボールでは一般的に強打を打ちにくくなりましたが、逆にプラボールの性質を利用する方法があります。
それは、強打する際に強めの回転をかけて打つと良いと思います。
強めの回転をかけて強打すると、打球は飛行中に空気抵抗で減速し相手の手元に到達した時に回転の影響により微妙に軌道が変化して曲がるため、安定性が高まり相手は返球しにくくなります。
逆に強打をレシーブする側になった場合は、ボールの軌道が変化する前(台にバウンド後直ぐ)に打球しカットブロック(打球点に向かって真っすぐラケットを出す)で返球すると良いと思います。
~まとめ~
プラボールに合った戦術としては、「相手に打たせる卓球」が良いと思います。
なぜなら、プラボールは切れたボールの変化が大きく止まりやすいため相手は強打しにくく、仮に相手の強打が入ってもボールがやや減速するため守備やカウンターを狙いやすいためです。
また、「相手に打たせる卓球」は相手は強打するために位置や体勢を乱しやすい(隙ができやすい)反面、自分は相手が打球するまでに時間ができるため相手の動きを観察・予測しつつ基本姿勢を整えて相手のボールを待てるからです。
上記は私見です。
藤井領一
レシーブ技術のラリーへの応用 ~カット技術との融合~
チキータ、ミュータ、ツッツキ等の技術はレシーブではよく使われますが、ボールが速く行き来するラリー中にこれらの技術を使うとオーバーミスなどのミスをしやすい。(使いにくい)
そこで、これらの技術とカット技術を融合させてラリー中に使いやすくする方法を紹介致します。
■レシーブ系技術をラリー中に使うコツ
チキータ、ミュータ、ツッツキは、打球時に横~下回転系の回転をかけた後、ラケットを前に押し出す動作が伴う打法です。
それゆえ、速い上回転系サーブやラリー中の相手のドライブなどの強いボールにこれらの技術を使うとボールを前に押し過ぎてミスしやすい。
ではどう打てば良いかというと、打球時に回転をかけた後、ラケットを前に押し出さずにそのまま横~横下~下方向へまっすぐ引く様にカットすると(ボールを前へ押し過ぎなくなるため)オーバーミスが減ります。
(様々なボールに対するラケットの角度、振る方向、力加減は練習で身に付ける必要があります。)
一言でいうと、上記レシーブ技術にカット技術を融合させれば良いのです。
~まとめ~
レシーブ技術をラリー中にも活用できれば、相手のボールやラリーの状況に応じて適切な技術を選ぶ選択肢も増え、返球に変化を出しやすくなると考えます。
上記のやり方は速いサーブに対するレシーブの対応にも応用できます。
上記は私見です。
藤井領一
相手の時間を奪い、自分の時間を作る戦い方
卓球においてラリーの得点率を上げる為には、自分の方が相手よりも有利な形勢でラリーを続けることが大切です。
卓球は極短い時間に対戦者間をボールが行き来(ラリー)する競技であるため、ボールに対応する時間があるか否かは返球の可否を決すると言ってもよいでしょう。
以下に相手の時間を奪い、自分の時間を作る戦い方の例を挙げます。
1.相手から遠ざかって行くボールを打つ
左右のコーナー近くやサイドライン際等を狙い、相手の体から遠ざかって行く回転のボールを打つと、相手はボールに追いつくために時間を消費しますが、自分は相手の動きを観察・予測しながら体勢を整えて次のボールに備えることができます。
2.相手の遠くにボールを置く
ネット際(特に相手のフォア前)への短いストップ等相手の体の遠くにボールを止めると、相手は身を前に乗り出して返球するために時間を消費しますが、自分は相手の動きを観察・予測しながら体勢を整えて次のボールに備えることができます。
3.高いボールを効果的に使う
明らかに相手よりも自分の方が位置や体勢が悪い(基本姿勢が崩れている)場合、やや高い軌道の緩めのボールを相手に送って時間を稼ぐことにより、それにより生じた時間を相手よりも自分の方が体勢立て直すために有効に使うことができます。
~まとめ~
現代卓球では相手に対応時間を与えないことが重視され、前寄りでプレーする(早い打点で打つ)ことが重要になっていますが、相手と自分との相対的な対応時間の比較を考えてプレーするとより効果的になります。
上記は私見です。
藤井 領一
自分がやりやすく相手がやりにくい戦い方
卓球に限らず対人競技では、自分と相手を比較して相対的に有利な形勢で戦うことが試合に勝つコツと言われています。
確率的に言うと形勢互角のラリーを「50%:50%」とすれば、「自分は50%超、相手は50%未満」の状態でラリーを続けると勝ちやすくなります。
上記を実現しやすい戦い方として、相手を左右に振る戦術があります。
この戦術は、通常相手を左右に大きく動かし相手の体勢を崩す組み立てと考えられています。
しかし、ボールを左右に散らすことにより相手の返球がある程度限定されるため、こちらは相手の返球を早い打点で逆サイドへ振るイメージで待ちやすくなります。
例えば、相手のフォア側サイド際へボールを入れた場合、次は両ハンドとも相手のバック側へ打ちやすい打ち方を頭に描いて待てば次のボールをスムーズに打ちやすくなります。
また、相手を左右に振る戦い方は無理に決めに行かない分リスクが小さく、相手にスキができるのを待ってギリギリ相手が返せないボールを打って点を取りやすいメリットもあります。
うまく使いこなせるようになれば、一石二鳥と言える戦術だと考えます。
上記の戦術に限りませんが、攻めて決めに行くのではなく、自分と相手の形勢を比較して少しでも有利なラリーを続けることが勝利のリスクを小さくすると考えます。
上記は私見です。
藤井 領一
大村さん
ご無沙汰しております。暑い季節ですが、いかがお過ごしでしょうか。
三昧山岳会活動お疲れ様です。藤井さんもお元気そうで何よりでです。
話は変わりますが、今日は卓球の新旧比較について以下にまとめてみました。
使用球のサイズや材質が変わり、ボールがやや滑りやすく減速し(止まり)やすくなりました。
それに伴い、卓球のスタイル、技術、戦術、考え方や常識は急速に変わったように感じます。
1.主流のスタイル(主戦型)
旧:オールフォア型(中陣)
新:両ハンド型(前陣)
2.得点の考え方
旧:チャンスを逃さず、強く打って決める。(決定力を重視)
新:形勢の有利なラリーを続け、粘り勝つ。(返球率を重視)
3.構え方(姿勢)
旧:台のバック側に立ち、前傾姿勢で構える。(打ち負けにくい姿勢)
新:台の中央近くに立ち、自然体で構える。(動きやすさ、力加減の調節しやすさを重視)
4.打球時の意識
旧:(自分の力で)強く打球する。
新:(ボールの力を利用し)力まずに打球する。
5.主な打球点
旧:頂点~頂点後
新:台にバウンド後~頂点(ライジング)
6.主な打法
旧:ドライブ、プッシュ、スマッシュ、ブロック、ツッツキ(カット)
新:チキータ、ミュータ、カーブ/シュートドライブ、サイドスピンプッシュ/スマッシュ、カットブロック
7.主な回転
旧:縦回転系
新:横回転系
8.ボールの捉え方
旧:台にバウンド後のボールの軌道を目視で捉えて打球する。(軌道が変化してから打球)
新:ボールが台にバウンドした地点を基準に早い打点で打球する。(軌道が変化する前に打球)
9.動き方・基本姿勢・打球ゾーン
旧:(余裕があれば回り込み)しっかり動いて打球する(特定の打法の狭い打球ゾーン)
新:最低限に動き、打球後は基本姿勢に戻る(多彩な技術を使いこなす広い打球ゾーン)
~まとめ~
上記の新旧の区分は便宜的であり、善悪ではありません。(あくまでご参考です)
プラボールの現代卓球に適した卓球をお考えの皆様のヒントになれば幸いです。
上記は私見です。
藤井 領一