ラスベガス観光編
みなさんこんにちは!
高田馬場の大村です。
さて、今回はラスベガスの観光について書こうと思います。
まずはじめに、僕はラスベガス非常に気に入りました(´▽`)
一応言っておくと基本的には先進国より途上国の方が好きなタイプです。
今まで行った国はほとんどが途上国ですし、お勧めの国を挙げるなら「ミャンマー」を挙げるくらいです。
そんな僕ですが、ラスベガスは大変気に入りました。
ちなみにカジノでは結局1円も使っていません(´-`)
気にいったポイントは
・治安がよい
・色々なスケールの大きさ
・意外と食べ物美味しい(失礼)
・エンターテイメントが充実
このあたりです。
まずアメリカというと怖いイメージですよね。僕もそうでした。
でもラスベガスはとにかく遊ぶために作られた街だそうで、そんな楽しい街が危ないなんてあってはいけないらしく、警察がかなりしっかりしているそうです。
どれくらい遊ぶためにあるかと言うと、ラスベガスにある建物のほとんどすべての館内には時計がないそうです。笑
時間を忘れて楽しんでもらうというコンセプトのためだとか。
それから面白いのが夜の方が人がたくさん人が出てきて、逆に安全に感じます。
昼は暑すぎて外出れないですしね。
夜12時過ぎても外を歩いている人の量が新宿駅構内くらいいます。笑
とはいえスリはいるのでそこは要注意ですが…
二つ目はスケールの大きさ!
さすがはアメリカ、なんでもでかい(´▽`)
特にびっくりするのはホテルの大きさです。
世界の客室数ランキングトップ10にラスベガスのホテルが6つ入っているそうです。
一番大きいところはなんと約7000室!
写真はホテルベラージオとホテルの売りでもある噴水ショー
しかもラスベガスはもともとカジノのために作られた街なので、全ホテルに巨大なカジノが入っています。しかもそれだけではなくショッピングモールも入っていて意味のわからない敷地面積になってます。
初日は間違いなく迷います。笑
でもラスベガスではホテルで迷わない法則があります。
それはカジノがすべての中心にあるということ。
まず入り口を通るとレセプションではなくカジノがお出迎えしてくれます。
ホテルのレセプションにはカジノを通って行きます。
朝食会場にもカジノを通って、ショッピングにもカジノを通って、レストランにもカジノを(略)
迷ったら一回カジノにいけば道がわかります。
カジノへはどこにでもカジノはこちらという看板があります。笑
本当はカジノ内は撮影禁止なのですが、バドワイザー撮ったらカジノが映ってました(´-`)
三つめは意外と美味しい食べ物たち。
ホテルの朝食も美味しいものが多かったですし、レストランもいいお店が多いので当たり前かもしれませんが、意外と美味しい。
イタリアンやアメリカンなカフェ、鉄板焼きやステーキ屋さんは評判良かったです。中華は残念ながら微妙だったそうですが…
あとスタバのサンドイッチなんかも美味しかったです。
街に出るとやっぱりホットドックやハンバーガーが多いです。
しかしラスベガスで人生一のハンバーガーに出会いました(´▽`)
ハードロックカフェのハンバーガーです。
お肉がとってもジューシーで美味しいです(*´ω`*)
これほんとお勧めです。
このホットドックとポテトも毒々しい見た目ですが味は美味しかったです。笑
あとこれ全部M&M’Sのマーブルチョコです(´-`)
そして最後がエンターテイメント!
ラスベガスといえばカジノのイメージですが、今はそれだけでは人を呼べないようで、エンターテイメントのレベルがすごいです!
特に有名なのがシルクドソレイユです!
今回時間が取れたので僕も見に行くことが出来ました(*´ω`*)
見に行ったのは水がテーマとなっている、「オー」という演目です。
いや、もうすごかったです。
世界最高のショーだと思います。
まあそんなにたくさん見たことあるわけじゃないですが(´-`)
なによりハラハラドキドキのアクロバットな演技には刺激を受けました。
オリンピック選手が多数在籍するそうですが、日々の本当に厳しい厳しい鍛錬によって身に付けた技なんだろうなと想像すると尊敬せずにはいられないですし、やる気を与えてくれます。
なかなかあのレベルのショーはお目にかかれないと思うので是非見に行ってもらいたいです。
シルクドソレイユだけでも7つもショーがありますし、他にもブルーマンショーやセリーヌディオンコンサート、マジックなどたくさんの有名エンタメがありました。
今まであまりもう一度行きたいと思える国(街)はなかったのですが、ラスベガスは今回行けなかったグランドキャニオンやまだ見ていないショーもたくさんあるのでいつかまた行きたいなと思える貴重なところでした(´-`)
しかしラスベガスは砂漠に作られた街なのでとにかく暑い!
そして外は暑いんですが、建物の中は寒い!
もし行かれる場合は、上着は必須です。
海外あるあるですね(´-`)
ということでだいぶ長くなりましたが、こんなところで僕のラスベガス紹介を終わりたいと思います。笑
それではまた
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コメント一覧-
藤井 領一 より:
2018年7月24日 11:15 AM
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藤井 領一 より:
2018年7月23日 1:37 PM
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藤井 領一 より:
2018年7月23日 12:13 PM
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藤井 領一 より:
2018年7月22日 7:25 AM
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藤井 領一 より:
2018年7月21日 6:04 PM
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藤井 領一 より:
2018年7月21日 1:34 PM
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藤井 領一 より:
2018年7月20日 10:03 AM
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藤井 領一 より:
2018年7月20日 9:35 AM
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藤井 領一 より:
2018年7月19日 8:48 AM
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藤井 領一 より:
2018年7月18日 7:20 PM
ベイズ推定を利用しよう!
大村さんが引率されたラスベカス等のカジノのギャンブルは(チートがないとすれば)確率の世界です。
また身近な例を挙げると、JR高田馬場駅で人に「山手線で東京駅まで何分かかりますか?」と質問されたら、とっさに答えられない人の方が多いかもしれません。
しかし、山手線は1周するのに約1時間かかり山手線は全部で29駅と知っていれば、山手線は1駅行くのに平均約2分かかり高田馬場駅から東京駅は山手線の円周の約半分なので、所要時間は約30分という答えをすぐに導き出せることでしょう。
(上記の推定法を使えば山手線のどの駅からどの駅へ行く場合も凡その所要時間はわかります。)
上記のような既知の統計的事実から確率的に推定する手法は「ベイズ推定」と言われます。
上記の様な統計的な推定手法はビジネス等の社会生活のみならず、スポーツの世界でも役に立ちます。
卓球の試合で微妙な高さで浮いたボールが来るとスマッシュするかどうか一瞬迷われると思います。
この様な時に台中央のネットの高さは約15cmと知っていれば、台上30cm超の高さで打球できるボールは直線的な軌道で相手コートに入れられるためスマッシュ可能(実際に入るか否かは別問題)と容易に判断できます。
また、卓球台の長さが274cmと知っていれば台に着いた前陣同士の場合、時速100km(=秒速27.77..m)のスマッシュは相手の打球後0.1秒でこちらに届くことがわかります。
さらに陸上競技では0.1秒以内(人の反応時間)に足が反応するとフライング(不正スタート)になることを知って入れば、前陣の速いスマッシュは打球後足を動かして取る時間は無い(別の取り方が必要)とわかります。
また相手コートにバウンド後、台のサイドにボールを出すと横入れや下入れのゼロバウンド返球されるのを怖がってやらない方もおられる様ですが、これもゼロバウンド返球が成功する確率を考えると、むしろやらせた方が良いという逆の結論になります。(この様な場合は確実に返球した方が確率的には少し良くなります。)
昨今流行りの相手に打たせる(強打で決めさせる)卓球も上記の様な確率論から導き出された戦術なのです。
練習で技を磨くことも大切ですが、合理的な推定や予測能力を高めることも大切だと考えます。
上記は私見です。
藤井 領一
打球の強さについて
卓球ではなんとなく(ミスしない程度に)強いボールを打った方が決まりやすいので良く(強い)、弱いボールを打つと相手に攻撃されやすいので良くない(弱い)と思われている方が多いと想像します。
確かにそういった面もあると思いますが、強いボール信仰に過度にとらわれると、別の発想が生まれにくくなります。
私なりの強いボールと弱いボールの上手い使い方を以下に紹介致します。
1.強いボール
浅く浮いたボールは相手コートが近く入れられる角度が大きいため、スマッシュ強打すると決まりやすい。
しかし、入れられる角度が小さい打球点や打ちにくいボールをスマッシュ強打など直線的な軌道の強いボールを打つと、ミスしやすくリスクが大きくなります。
上級者向きの強いボールの使い方としては、やや強いボールを打ち、相手に強いボールを返させて、カウンターを狙う組み立てがあります。(下記の「3本1組」の攻め筋の1つ)
上記は相手に強いボールを返させて、カウンター時に相手の強いボールの勢いを利用し、かつ相手が体勢を立て直す時間を奪うという2つの目的があります。(サイドに振って相手を崩すとさらに効果的です。)
2.弱いボール
速度も回転も弱い浮いた(チャンス)ボールを返すと、相手に厳しく強打されて返球困難になります。
弱い(緩い)ボールには上記の様な欠点もありますが、以下の利点もあります。
・相手は打球時にボールの反発力を利用しにくい。(相手は自力で打つ必要がある→体勢が乱れやすい)
・重力の影響を受けやすく、打球が弧線を描いて相手コートに入りやすい(安定性が増す)
・打球に同じ回転量をかけた場合、速いボールに比べてボールが切れやすい。(例:カットの返球)
・ボールが切れやすいため、打球の軌道が曲がりやすい。(相手を打ちにくくさせたり、動かしやすい)
〜まとめ〜
球速に頼る決定力だけでなく、安定性、切れ、軌道が曲がる優位性などにも目を向けることが大切です。
強いボール、弱いボールとも一長一短であり、状況に応じて上手く使える様になれば良いと思います。
上記は私見です。
藤井 領一
3本1組の攻め筋を覚えよう!
将棋や囲碁の「3手1組の手筋」をご存知の読者も多いと思いますが、卓球においても「3本1組の攻め筋」があります。
▪️3本1組の攻め筋(考え方)
1本目:自分から厳しいコースを突き、相手の位置や体勢を崩す一打を打つ。
2本目:相手を大きく動かして崩れた体勢で打たせる。
2本目:相手陣の隙(空きスペース)にカウンターする。
▪️3本1組の攻め筋の例
(例1)
1本目:左右のサイドライン際へ軽打する。
2本目:相手は左右に動き、やや崩れた姿勢でサイドからこちらへ返球する。
3本目:低く速い返球の場合、早い打点で空いた逆サイドへ軽打する。
高く緩い返球の場合、高い打点でコースを狙いスマッシュする。
(例2)
1本目:ネット際へ短くストップする。
2本目:相手は(前進し)体勢を前に倒し、こちらへ返球する。
3本目:相手の返球が低く短い場合、再度短くストップする。
相手の返球が低く長い場合、相手の体勢の崩れを突い打って行く。
相手の返球が浮いた場合、高い打点でコースを狙いスマッシュする。
※2本目の相手の返球(応対)により3本目のこちらの対応が変わります。→あり得る展開が複数に分かれる
〜まとめ〜
1本目を打つ時に3本1組のあり得る展開を頭に描いておくと、後の相手の応対に瞬時に対応できます。
上記はほんの一例に過ぎず、3本1組の攻め筋は多くのパターンがあるため、皆様にてお考え下さい。
3本で決まらない時は、同じまたは別の3本1組の攻め筋を使って攻め続けることもできます。
上記は私見です。
藤井 領一
強豪と対戦する時の戦い方について
大村コーチご引率の世界ベテランはいつも楽しく動画等で見させていただいております。
世界ベテランに限らず、もし試合などで並外れた強豪と当たってしまった時の私なりの戦い方や注意すべき点を以下にまとめました。
まずわきまえておかないといけないのは、トップレベルの選手の打球は球質的に返しにくいということです。
どこが球質的に返しにくいのかというと、球速と回転が強いためボールが滑りやすい、ボールが手元で変化する、逆モーションが自然に身に付いているためコースが読めない、、等等紙面の言葉では言い尽くせないやりにくさがあります。(彼らのボールを一度お取りになられると、そのすごさが実感できると思います。)
並外れた強豪と対戦する場合の私なりの戦い方
1.打球時は力を抜き少し慎重に返球する
相手の強いボールは滑りやすくコントロールミスしやすいため、グリップを軽く握り相手のボールを少し受け止める意識で慎重に返します。
強く打ち返すと滑ってミスしやすいので、確実に返す意識で緩めに返球するとミスが少なくなります。
2.基本的に左右のコーナーの間(台の正面の辺)に向かって強いボールを打たない
通常は強いボールを打った方が決まりやすいですが、相手が並外れた強豪の場合普通に返されれば未だマシな方で、こちらが強いボールを打つほど強く反発されて相手から強いボールが返って来ます。
相手からすると格下相手の場合強いボールを打ってもらった方がむしろやりやすいことをまずは知るべき。
強打で決められる状況を除き強打は避け、球速、回転、コースに変化を付けて相手を狂わせることが大事。
3.左右のサイドライン際を狙う
左右のコーナー間の通常のコースに打つと相手に十分な体勢で打ち返されて劣勢になりやすい。
そのため、相手にコースを読まれない様に左右のサイドライン際を狙うと相手を崩して隙ができやすい。
コーナー付近へ打つと腕を伸ばして普通に返されてしまうため、サイドラインの中腹を割る厳しいコースへ少し緩めのボールを入れて相手を大きく左右に動かすと相手に隙ができたりミスが出やすくなります。
4.相手にこちらが打ちやすいボールを打たせて相手の強いボールを利用する。
相手に十分な体勢でとびきり強いボールを打たれると返しにくくなるため、相手にこちらが打ちごろの強いボールを打たせることが重要です。
例えば相手に崩れた体勢から打ちにくい切れたボールを強く打たせてそれをカウンターやカットで反撃すると相手のミスも増えてやりやすくなります。(相手の強いボールを利用して攻撃します。)
〜まとめ〜
私の経験からの私見になりますが、並外れた強豪相手の場合はこちらから攻めてもラリーで打ち合っても勝てないので、相手に崩れた体勢から強いボールを打たせてそれを狙って反撃すると良いと思います。
相手の強み(並外れた運動能力と強打)を逆手に取り、相手を大きく動かして強く打たせて反撃を狙うと良いと思います。
上記は私見です。
藤井 領一
逆モーションの勧め
現代卓球はやや決めにくくなった分プレーのわかりにくさ(読まれにくさ)の重要性が増したと感じます。
対戦相手が上級者であるほどこちらの微妙な準備動作を見逃さないため、逆モーションが有効になります。
▪️逆モーションで打つコツ
グリップを少し軽めに握り手首の力を抜き、打球する直前にそれまでの予備動作とは別のプレーに切り替えるとやりやすい。(グリップを軽く握るコツについては下記をご参照下さい)
▪️逆モーションの種類 (例)
1.コースを変える(相手バック側へ打つ構えから相手フォア側へコースを切り替え、またはその逆)
2.打球の強さを変える(強く打つ構えから弱く打つ、またはその逆)
3.打球するタイミングを変える(高い打点で強打する構えから早い打点でストップ、またはその逆)
4.打法を変える(カーブドライブの構えからシュートドライブへ、チキータの構えからミュータへ切り替え)
▪️留意点
・切り替えて選択するプレーは(自分が使いこなせる範囲で)多いければ多いほど相手は予測しにくい。
・切り替えるプレーを選択する割合はなるべく均等に近い方が良い。(相手がヤマを張りにくくなるため)
・わざとらしい動作をすると見抜かれやすいため、自然なさりげない逆モーションを心がける。
・適宜普通の素直なプレーを混ぜる。(相手に普通のプレーを疑わせ、逆モーションの警戒心を弱めるため)
・周辺視ができる上級者は相手の動きを見たり読みを察して、相手の逆を取れるようになるとなお良い。
〜まとめ〜
慣れるまでは逆モーションを意識すると打球する動作がぎこちなくなりミスしやすくなるかもしれません。
しかし本来逆モーションはリスクを負って強く打つ代わりに相手の逆を突いて安全性の高い打球を打ってより確実に得点する方法であると私は考えます。
無理に準備動作(逆モーション)を入れようと意識せず、遊びの意識でやった方がうまくいくと思います。
上記は私見です。
藤井 領一
力まないコツ
私は時々プロコーチと練習するのですが、いつも最初の数分間は打球感覚が合わずミスが多くなります。
逆に考えると、ここ(打球感覚のズレ)に相手のミスを誘う秘訣があるのかもしれません。
どの様なミスが多いかというと、(自分では強く握っている意識はないのですが)ラケットのグリップを強く握り過ぎることよるコントロールミスが普段よりも多くなります。
卓球と日常生活では力の入れ具合が違う(卓球の方が弱い)ためと半ば諦めていますが、最近意識を変えるだけではなく(シェイク)グリップの持ち方を変えて自然と強く握らない方法はないかと考える様になりました。
あくまで私の経験からですが、グリップの握り方を色々変えて試した結果、以下のことがわかりました。
グリップに掌や指を密着させて、深く握る :強く握りやすい(強打しやすい)
グリップと掌や指の間に僅かに空間を作る様に浅く握る:強く握りにくい(台上技術がやりやすい)
後者の浅いグリップで軽く握ってプレーすると以下のメリットを感じます。
1.力みにくい
2.ラケット先端が若干伸びるため、ネットイン、左右サイドライン際など体から遠い所のボールが取りやすい
3.手首や指を柔らかく使えるため、チキータ等の台上技術やカットがやりやすい
4.腕の力がダイレクトにボールに伝わりにくくなるため、オーバーミスしにくい(強打を返しやすい)
上記のメリットがある反面、慣れないとグリップを握った感じがしっくりこない、強く打ちにくい等のデメリットがあると感じます。(グリップの感触は人それぞれ違うと思います。)
結局、グリップを弱く握るだけでは不十分で、力を入れなくても相手のボールを利用して良いスイングでラケットのスイートスポットに当ててボールを飛ばす技術や状況に応じて適切なグリップに握り変えるテクニックが必要と感じます。
グリップの握り方の違いによる感じ方は人それぞれだと思いますが、上記が何かのヒントになれば幸いです。
上記は私見です。
藤井 領一
下記のを補足致します。
強打の得意な攻撃型に対する対策は相手に「決めにくい所で打ちにくいボール打たせる」だと思います。
なぜなら相手が狭い角度を正確無比なコントロールで強打を打ち抜いて来る場合、回転を読みにくいボールを打たせて少し打球角度を狂わせれば相手の強打はミスになりやすいからです。(相手の強打を逆手に取る発想)
逆に相手が「決めにくい所で打ちにくいボール打たせて」来た場合の逆対策は、基本は無理に強打せず少し持ち上げる感じで軽く返して粘り、強く打てる(甘い)ボールを待って強打するスタンスが良いと思います。
上記は私見です。
藤井 領一
今までと違う視点を持とう!
私も海外はよく行きますが、LA(Los Angels)やラスベガスに行くと訳のわからないスケールに圧倒されますし、ミャンマーに行くと日本人が過去に何処かに置き忘れた人々の親切さや素朴さに心を打たれます。
海外で現地人の生活に溶け込むと「世界には日本とは全く違った文化や国民性、やり方や考え方があるのだな」と気づかされます。
中国では「一歩引いた視点を持つと真実が見えてくる」と言われることがあります。
これは「外から第三者的に物事を見ると視野が広がり客観的に見ることができる」という意味です。
話は変わりますが、卓球の試合等で開始早々相手の強い回転のサーブにレシーブミスを連発したり、逆にこちらがサーブを短く出すとフリックされ、長く出して台から出るとドライブ強打で決められるというまさに名刺(挨拶)がわりの一発を喰らうことがあります。
この様な状況になると、相手が実力以上に強く思えてしまうものですが、そこに相手の意図があります。
私は攻撃の得意なプロと練習する機会が多いのですが、強打を多用する攻撃型の競技者は必ずしも自分の攻撃で決めることだけが狙いではないと最近気づきました。
(攻撃型の多くは「自分から先にミスしたくないので、強打はあまりしたくない」が本音だと思います。)
攻撃型の狙いは圧倒的な攻撃力を示し相手を不安がらせて本来のプレーをさせないことにあると感じます。
選手の試合心理として「相手の攻撃力が強く、打たれると返せないかも」という不安を抱くと、焦って先に強引に攻めてミスしたりラリーでも打ち勝つ意識が強いと強く打ち過ぎたりコースを狙い過ぎてミスしやすい。
この辺の心理に「攻撃は最大の防御」と言われる諺の秘訣が隠されているのかもしれませんね。
一歩引いた視点で見ると、必ずしも「攻撃は最大の防御」とはならず、攻めて先にミスしたり、相手の反撃のお手伝いになることも多いと感じます。(攻撃に対して動揺せず、落ち着いて対応することだ大事)
海外に行くことも楽しいですが、卓球を通じて今までと違った視点を持ったり、(打球だけでなく)気持ちのコントロール(安定性)も高めることができれば、これからの人生にプラスになると思います。
上記は私見です。
藤井 領一
大村さん
人生を振り返ると「(卓球に限らず)ずいぶん長い間ラケット競技をやったな」という思いが致します。
私の様なヘボが言うのも心苦しいのですが、ラケット競技は動いて打つよりも、打球後に元に戻る(体とラケットの位置を基本姿勢に戻して待つ)方が難しいと感じます。
なぜかというと、前者は力を抜いている状態から力を少し入れる動作なのでやりやすい(比較的簡単)です。
しかし、後者は力が入っている状態から力を抜きながらラケットを元の位置に戻し左右いずれのハンドでも打てる体勢を整える動作ですが、これは脱力しながら色々なことを瞬時にしないといけないので難しいのです。
人によっては前者は「動いて打つ」というやりたいことなので意識的に集中しやすいが、後者は集中力を使い果たした後のやりたくないことなので、ほったらかし(振りっ放し)にしたくなる気持ちもあると思います。
打球後に基本姿勢に戻らなくても良いのではないかと思われる方がいるかもしれませんが、その様な怠慢なプレーばかりしていると動きやスイングがバラバラに乱れたり、相手から空きスペースに速い球を打ち込まれて振り回され、蟻地獄の様な展開で失点させられます。
そこで1つお願いがあります。
貴教室にて「基本姿勢への戻り方」の動画やブログをお作りいただけないでしょうか?
動き方や打ち方の動画やブログは多数ありますが、戻り方の動画は格段に少ないと感じます。
実際に動画を企画する段階になると、基本姿勢へ戻る動作には実に様々なエッセンスが詰まっていることにお気づきになられると思います。
競技者の方々が打球後に基本姿勢に戻れて余裕を持ってラリーを続けられる様になることを期待致します。
上記は私見です。
藤井 領一
大村さん
ラスベガスへの世界ベテラン引率お疲れ様でした。
楽しい遠征であったみたいで何よりです。
大村コーチは世界ベテランを何度か引率され、その卓球にはお詳しいと思います。
世界ベテランの上位者の試合を見ると、経験のせいか動きが洗練され、無駄な動きやミスが少ないと感じます。
是非生徒さんや選手にベテランの良いところをご伝授いただければと思います。
藤井 領一