常識を疑う必要性
こんにちは。
卓球三昧の藤井です。
卓球を志してかれこれ20年以上経ちました。何事もやればやるほど理解は深まるもので、最近でも新たな発見があります。しかし皮肉なものに、それらはかつて卓球の常識として教えられてきた事と異なるケースが多々あります。
誰しもが始めは何が正しいか否かわからないものです。自分自身も大学の途中まではコーチに言われたことを盲信してきました。答えが決まっている種類の学問と異なり、卓球の考え方は曖昧な部分が多いため、卓球を長年やっていてもわからない部分が多々あるのが正直なところです。
その為、かつての日本の卓球指導法における常識の一部は、現在においては非常識でありながらも、長い間トッププレーヤから初心者まで信じられてきました。私が学生の時すでに中国やヨーロッパの選手は両ハンドで安定したドライブを打っていたのにもかかわらず、なぜその時の指導者はオールフォアで踏み込めと教えていたのか、そして選手はそれになぜ疑問を持たずに聞いていたのか、今考えると不思議です。
一つの理由として、コーチは絶対という雰囲気が私が学生の時の方が、今よりも強かったためだと思います。事実自分も高校の時にバックハンドを振ったら怒られていました。その為、今でも試合ではオールフォアです。笑
最近の日本チームの活躍は、指導者の若返りも図られ、考え方も自由になってきたためだと思います。
自分自身もかつての考え方を否定する勇気、新しい考え方を取り入れる寛容性を常に持ち、生徒さんが自分と同じ轍を踏まない指導を心がけたいと思います。
卓球場・卓球教室の
卓球三昧 高田馬場店 藤井貴文
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コメント一覧-
T.T より:
2018年5月15日 12:05 AM
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T.T より:
2018年5月14日 11:51 PM
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藤井 領一 より:
2018年5月13日 12:48 PM
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藤井 領一 より:
2018年5月11日 9:07 AM
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藤井 領一 より:
2018年5月9日 2:32 PM
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藤井 領一 より:
2018年5月9日 8:09 AM
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藤井 領一 より:
2018年5月7日 2:25 PM
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藤井 領一 より:
2018年5月7日 10:17 AM
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藤井 領一 より:
2018年5月5日 7:22 AM
It is one thing for a judge to decide that British taxpayers should not have to bear the cost of what doctors in its national health service have concluded is futile treatment. Under a single-payer system, resources are limited and care is rationed (which is why we don’t want socialized medicine here in America).
もしも、Its one thingがおかしいと思うのであれば、そのあとの文章を読んでみると、「国民健康保険制度の中で(働く)医者が無益と結論付けた治療のコストを納税者が負担すべきではないと裁判官が決めるのは(また別の話だ)が、アメリカのような個人負担のシステムでは、、、と次の文章を読むとつながってきます。
さっき、気になってFOXNEWSの全文読んだら、藤井さんが疑問に思った文章は、実は全部正しいですね。
一つは、医者が無益な治療だと結論付けた治療のコストをイギリスの納税者が負担すべきではない、ということですね。日本人の感覚からするとcost of futile treatment(which have been)conducted by doctoresという文章だとわかりやすいですね。
Nowere。。も、その前の文章を読めば、(ローマ法王が以前行ったスピーチの中の)どこにも、そのような決定(つまり重病者の命を奪う)を国家が行うべきだという言葉はない。と問題なく理解できますね。英語はそこだけ取り出すと、前後の文脈が分からないのでおかしいと感じるけど、全体の文脈の中で間違ってはいないと確信しました!ブログに関係ない話ですみません。
最近主流になりつつある打法について 〜常識が変わって行く例〜
最近のトップ選手の試合を見た限りでは、F/B両ハンドとも体の前で円を描くスイングが主流になりつつある様に感じます。
嘗ては、スマッシュやプッシュの様にやや後ろから前へ押したり、ドライブの様にやや下後方から上前方へ擦り上げる打ち方が主流であった様に思います。
最近(トップ選手の間で)主流になりつつある体の前で円を描くスイングのメリットを以下にまとめます。
1.スイングのメカニズムにより打球時に自然にボールに回転がかかる。(安定性が増す)
2.スイングの先端の手前で打球すれば、ボールが適度に前に押され、適度な球速が出やすい。
3.同じスイングフォームで打球点のタイミングを少し前後させることにより、打球のコースを変えられる。
4.スイングの振り始めと振り終わりが同じポイントになるため、続けて打ちやすい。
5.円を描く様にスイングすると、スイング中の力のモーメントが相殺され、打球後に体勢が崩れにくい。
6.通常打球時にスイングを加速する。その力と打球時にボールから受ける反作用の力が相当程度相殺される。
<補足>
・水平なスイングが最も当たりが厚い(直接的にボールに力が伝わります)が、スイングが多少傾いても円を描く様にスイングする限り上記のメリットは概ね当てはまります。
・スイングが等速円運動の場合、一周すると力のモーメントの総和は0(ゼロ)になりますが、実際のスイングは降り始めと終わりに加速と減速を伴う(加速度分力の影響を受ける)ため、少し楕円の曲線を描きます。
私もここ数年上記の打法を使っておりますが、私の知る(感じる)限り特にデメリットは思い当たりません。
最近主流になりつつある打法だけあって理論上優れているのみならず、バランスが良く打ちやすく感じます。
上記の様な比較的新しい打法は従来の常識にとらわれない先進的な考えをお持ちの方々が理論を進歩させて新しい技術を開発し、試合でトップ選手に使われることで認知・周知され、広まっていくと考えられます。
ご興味を持たれた方は一度お試しになると良いかもしれません。
上記は私見です。皆様のご参考になれば幸いです。
藤井 領一
新しい考え方を取り入れられるルートを確保しておくことが大事!
この歳になるとスポーツに限らず生活に関わるほぼ全ての物事の常識は時代とともに変わっていくと感じます。
なぜ常識が変わるかというと、時代が変わると技術や周囲の環境が変わる(進歩する)ため、世代により人の考え方が変わっていくためです。
この様な変化の大きい世の中を乗り切るためには、過度に固定観念を持たず、その時代に合ったやり方や考え方に柔軟に変えていくことが大切だと思います。
そのためには自分で周囲環境の変化を感じ取り、新しいやり方や考え方を見つけると対応しやすくなります。
上記の自己修正能力を補完する手段として、新しいより良い考え方や情報を入手できるルートを確保しておき、それらを吟味して取り入れられる対応力を身に付けておくと良いと思います。
以下に1つ卓球の例を挙げます。
卓球の著名な指導者の方が「実は動かなくてもかなり広い範囲のボールを返すことができます」と仰られた動画を以前拝見したことがあります。
私はそれまで体から遠いコースに来たボールは足を動かさないと返せないという常識にとらわれていたため、このお話を聞いて驚きました。
実際に試してみると、私(身長180cm超の体格)の場合、台の中央近くの前陣に立ち上体と腕を伸ばして打球すれば左右のコーナー付近のボールも足を動かさなくても取れることがわかりました。
この事実を知ったおかげで、私の卓球の動き方の考え方が180度変わりました。
その後は左右のコーナー〜サイド際へ来たボールも軽く片足を踏み出すだけで楽に返せる様になり、片足を軽く戻すだけで基本姿勢に戻れるため体の位置や体勢も崩れにくくなりました。
今までの常識が間違っているのではと気づかせてくれる人や情報ルートとそれを取り入れる受容性、さらには考え方や情報の真偽を実際に検証する実行力が大切だと感じました。
上記は私見です。皆様のご参考になれば幸いです。
藤井 領一
何か矛盾がある時におかしいと感じる感性が大事!
藤井コーチのブログ記事に関係する話をさせていただきます。
卓球三昧さんに限らず、恐らくどこの卓球教室でも「しっかり動いてしっかりタメて打球する」ことを今なお打球時の基本として生徒さんに教えていると思います。
レッスンでコーチに台の横から速いボールを出されると生徒さんは急に返せなくなることが多いと感じます。
相手に前陣からスマッシュを打たれると上記の基本を遵守できるどころか前陣の守備位置だと(多くの場合)動くことができず、ラケット面をフォア/バック切り替えて打球するのが間に合わないのです。
テレビで現日本代表の男子&女子選手がスマッシュを実演し、ボールの飛行中の速度を測定する番組を見たことがありますが、男子選手で時速90km台、女子選手で80km台の打球速度が出ていました。
対戦者とお互いに台に着いた前陣の状態で台の端から時速80〜90kmのスマッシュを打たれると相手の打球後約0.11〜0.12秒後にこちら側(台の反対側の端)にボールが到達します。
陸上競技では号砲が鳴ってから0.1秒以内に反応する(足がスタート台から離れる)とフライングで失格となりますが、ほぼそれと同じ位短い時間内にコースを見極めて足を動かして打球しなさいと言われているのです。
何か矛盾がありそう、これは無理(不可能)だと感じた時に「これはおかしい」と感じる感性が大切です。
何かおかしいと感じる感性を持っていれば、上記の打球時に基本は特定の状況でしか使えない(オールフォアでは全ての状況に対応困難)、またスマッシュを返すには別の守備方法があるはずだと気づくことでしょう。
上記はほんの一例に過ぎません。
残念ながら、今の世の中には誤った常識や情報などが少なからずあります。
人の話や活字情報を受け取った際に全てをそのまま信じるのではなく、情報の信憑性に疑いの余地がある場合には何かおかしいと感じる感性が大切だと思います。
なぜなら、もしかしてこの情報は間違っているのではという疑念を持たなければ、その後に真実を確認する行動を起こすきっかけを失うからです。
上記は私見です。
藤井 領一
常識を良い方向へ変えて行こう!
人が何かのスポーツを始めようと思うか思わないかは、余暇の時間以外にそのスポーツに対するイメージ、楽しさ、体への負荷、費用(用具、服、練習料金)など諸々の要素によって左右されます。
特定のスポーツを新規に始める人を増やすためには、そのスポーツのイメージを良くしたり、やったことのない人が始める際に感じる躊躇(ためらい)を取り除く努力が大切だと思います。
例えば卓球を習い始める際にレッスンで足を肩幅よりも広げて少し膝を曲げて腰を落とす前傾姿勢の構えが一般的に指導されると思います。
卓球では常識の少々ガニ股の前傾姿勢を若い人がカッコ悪い(恥ずかしい)と感じたり、シニアの方々がこの姿勢を続けるのはキツイと感じて挫折されたケースも多々あったのではと推測します。
卓球をする上で上記の様な前傾姿勢が必須若しくは有利と言い切れるのであれば仕方ないのですが、私は必ずしもそうは言い切れない(直立姿勢に近い自然体でも対等にプレーできる)と考えます。
とすれば、従来の常識を変え、構えやプレー中の姿勢はある程度自由(競技者のやりやすい様に任せる)にして新しく始める人の参入の敷居を低くした方が良いと思います。
嘗て主流(常識)であったオールフォアは可能な限りフォアで打てるところへ動いて打球する必要があったため、観てる分には良いが自分がやるのはキツイ(無理)という印象を持たれた方が多かった様に思います。
その様な状況では常識や発想を少し変え、フォア/バック両ハンドで捌くスタイルを選択肢として導入すれば新規参入の敷居は低くなります。(両ハンド型の場合、オールフォアの様に随時動き回らなくても良いため)
私の見解になりますが、人々が楽しむスポーツの常識は「すでに(以前から)あるもの」ではなく、「みんなで(これから)つくるもの」だと考えます。
人々が常識を良い方向へ変えて行く気持ちを持てば常識は少しずつ良い方向へ変わって行くと考えます。
上記は私見です。
藤井 領一
試合に勝つための考え方を身に付けよう!
本ブログの内容とも関係する話題を紹介させていただきます。
卓球の様な競技スポーツの場合、ともすれば身体能力向上や技術(動き方や打ち方)の習熟ばかりに気を取られ力を注ぎがちですが、試合に勝つための考え方を身に付けることも大切です。
卓球の考え方は色々ありますが、以下に少々気がつきにくい考え方を紹介・説明致します。
■積極的な守備という概念
1つ目は相手の攻撃の力や攻撃の際に生じる隙を利用して反撃するカウンターがあります。
2つ目は「相手に決め手を与えない状況で相手に手を渡す」守備の戦術があります。
これのわかりやすい例としてはビリヤードの「セイフティーショット」が挙げられます。
卓球の同様の例としては「低い軌道の切れたボールを相手の打ちにくい所に返す」が挙げられます。
これらは相手が決めにくいボールを返すことにより相手のミスを誘う意味で「積極的な守備」と言えます。
上記の2つは相手の攻撃をただ防ぐだけでなく、得点力のあるボールを返す意味で積極的な守備と言えます。
そのため、攻撃と比べて無駄が生じにくく、防戦一方にならない意味で守備と攻撃の要素を兼ね備えた実戦的な守備技術と言えます。
自陣の守備を固めて相手の攻撃に乗って、守りから攻める形を作れる様になると上達しやすくなります。
〜まとめ〜
従来攻撃/守備/ラリー(サーブ/レシーブ/3,4球目攻撃)等カテゴリー別の練習が多かった様に思います。
確かに上記の様な練習方法のメリットもあります。
しかし、各カテゴリー内で最適化し過ぎ連携が欠けやすいため、試合で全体をつなげた時に攻守の意識や感覚を瞬時に切り替えるのが難しく、無理・無駄や隙が生じやすいという課題を感じられた方が多いと思います。
攻撃と守備という性質の異なるカテゴリーを瞬時に使い分ける場合、それらを融合/バランスさせ、総合的に全体を最適化させる考え方が大切になります。
上記は私見です。皆様のご参考になれば幸いです。
藤井 領一
藤井さん
世界卓球女子決勝(日本対中国)を見ました。
両チームとも持てる力を出し尽くした激戦に感動しました。
両チームの選手、コーチ、スタッフの皆さん本当にお疲れ様でした。
何が両国の勝敗を分けたのでしょうか。
私の見解になりますが、試合前の相手の戦力分析とその対策練習が大きなウエートを占めると思います。
プレッシャーのかかる大きな舞台では代表選手でも練習以上のパーフォマンスは出しにくいと感じました。
話をブログの内容に戻します。
嘗ては常識と言われた卓球の助言の中には「バックは体の正面で取りなさい」「余裕があれば回り込んでフォアハンドで打ちなさい」「スマッシュやプッシュは回転をかけずフラットで打ちなさい」など今の若い選手が聞くと首を傾げたくなるものが多々あります。
大切なことは、なぜこの様な非常識な助言(セオリー)が生まれたかではなく、なぜそれらが長い間温存され代々受け継がれて来たかということです。
藤井コーチの仰るように一度常識として広く認められてしまうと、たとえ間違っていると感じても疑問の目で見ることが難しいという理由は確かにあると思います。
上記以外の理由としては以下のものが挙げられると思います。
1.そもそもコンセプトが間違っている若しくは理解されていない。
卓球に限らず競技スポーツでは、「無理や無駄のない合理的(自然)な動き」が大切になりますが、その点が理解されていないと誤った方向に突き進む可能性があります。
一般的に武術や競技スポーツは単なる力技では勝ちにくいのです。
2.実戦的な練習をしていない
競技者のレベルにより強化すべきポイントが異なるため、基礎練習と実戦的な練習の比率は違って当然だと思います。
しかし、どのレベルでも競技者のレベルに応じた実戦的な練習を十分に積んでいないと試合で確実に勝つことは難しいと思います。
実戦的な練習を心がけていれば、やりにくい不合理なプレースタイルや助言は自然に淘汰されて行きます。
逆に言うと、実戦とほど遠い練習により非常識なセオリーが長年温存され、育まれてきた背景があります。
3.本番や練習試合の敗因分析の練習へのフィードバックが不十分
選手は勝っても負けても試合後は必ず振り返り(敗因分析や課題抽出)をしているはずです。
そこで練習では見えなかった課題や弱点などが急に幾つも出て来るものですが、それらを補強改善する日頃の練習メニュー変更へのフィードバックが不十分なことがあります。
上記のPDCA(plan-do-check-act)サイクルが機能していれば、不合理なプレースタイルや助言を疑問視する視点がおのずと出て来ます。
PDCAサイクルのフィードバック時に従来の常識を聖域若しくは絶対視しない(疑う)ことが大切です。
〜まとめ〜
競技スポーツは試合で明白に決着がつくため自然と非常識や不合理が淘汰されやすい側面を持っています。
しかし、日常生活の常識においては試合の様に明白に良し悪しの結果がわかりにくいため、常識や先入観を疑う視点や常に改善を求める姿勢がより重要になります。
上記は私見です。皆様のご参考になれば幸いです。
藤井 領一
藤井さん
いささか暑くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
ご指摘の様に昔のオールフォアで動き回る卓球よりも、今の台の中央近くに立ち両ハンドでさばく卓球の方が新しく合理的と言えると思います。
しかし昨今の技術や考え方の進歩はめざましく、すでに両ハンドドライブの卓球も古いのかもしれません。
私の見解ですが、嘗ての常識や助言をベースにして手直しするアプローチだと知らないうちに長年心身に染み付いた昔の非常識にとらわれてしまうため、一から新しく設計し直した方が良いものが生まれると思います。
卓球に限らず、多かれ少なかれ物事の常識は変わっていくと感じます。
昔は今と比べると情報とお金の移動が少なく世の中の変化が緩やかであった様に思いますが、インターネット等で情報とお金が瞬時に世界を駆け巡る様になってから変化が加速された様に感じます。
最近はネット等で「フェーク(嘘の)ニュース」が流されることも少なくありません。
それらに対処するためには常に「常識や情報を疑う姿勢」が大切だと思います。
ではどうすれば非常識や誤情報を見抜くことができるのでしょうか。
ネットなどの多くの異なる立場の情報ソースを持ち、それらに矛盾がないか比較した上で自分で合理的に考えることによりある程度は見破れると私は思います。(常に多数派や権威が正しいとは限らない。)
実社会はお金や権力・支配関係が絡むため、スポーツの世界以上に落とし穴が多いと思います。
(人はお金と権威にはやや弱いところがある様に思います。)
人に頼る(信じ切る)のではなく自分で実際に確かめて考える習慣を付けると騙されにくくなると思います。
上記は私見です。
藤井 領一