弱点は徹底的に攻めるべし! | 『卓球三昧・卓球教室』 東京都 高田馬場・池袋の卓球場

弱点は徹底的に攻めるべし!

こんにちは!
高田馬場の大村です!

先日の東京選手権は応援に来ていただいた方々ありがとうございました!
結果は残念ながら3回戦敗退というなんとも言えない結果でした。笑

今回は2回戦で友達と、3回戦は中学高校の後輩と当たるという非常にやりづらい組み合わせでした。
もちろんそれを負けた言い訳にするわけではなく、ただの自分の力不足だったと思っております(´-`)

後輩とは試合会場で顔を合わすことはよくありましたが、対戦するのはそれこそ高校以来だったわけですが、覚えていたのか、それともちょくちょく見ていたのか、僕の嫌がるところを徹底的に攻めてきました。
それこそ徹底的にです。笑

サーブはフォア前に低く切れた下回転、ストップすればバックに深くつっついてくる、それを嫌がって払いにいったのですがなかなか低いサーブだったのであまり強く払うことも出来ずそれを狙ってきます。
2ゲーム終わるまで1回くらいを除いて本当にすべて同じサーブを出してきてからの展開でした。

今回改めて勉強になったのは、やはり相手の嫌だと思うところは徹底して責めるべきだということです。
コーチとしてこれを言うのは情けないですが、やはり嫌なものは1試合や1セットくらいで治るものではないので精神的にプレッシャーがかかりますよね。
ずっとそれをやられると慣れてくる可能性もありますが、じわじわとプレッシャーが重くなってボロボロになることもあります。
やはり相手の苦手な場所を見つけたら、それこそ嫌になるくらいそこを責めるべきです。笑

逆にもしやられてると思ったら、なるべく早い段階で思い切った行動を取って相手に思い通りにならないと思わせることが重要だと思います。
今回の自分のケースでは、途中からリスクを取って切れてても低くても強めに払いに行くことにしました。
そうすることで相手もやっと違うサーブを出し始めたのですが、3ゲーム目くらいからになってしまい、最後はギリギリ間に合わずでした。
やはり作戦や戦術は上手くいってないと思ったら早めに変えることが望ましいですね。
しかし技術の引き出しがないと多様な戦術は組めないので、日頃の練習でそれを意識してやることがとても大事だと今更ながら再認識です…

今回は負け方も負けた相手についても非常に悔しかったのでまた来年がんばります!

話は変わりますが、最近久しぶりにラーメンにハマってます。
高田馬場駅から歩くと7~10分くらいかかるかもしれませんが、明治通りの少し手前くらいを左に曲がるとある「渡なべ」というところです。
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http://www.watanabestyle.com/watanabe.html

濃厚魚介豚骨だそうですが、ここ数年食べた中では抜群に美味しいです(´-`)
もしかしたら以前誰かここのブログで言ったかも?

実はもう一つ上野にも激うまラーメン見つけました。
「焼きあご塩らーめんたかはし」
http://takahashi-ramen.com/shop/
tDTduPHB75XU8hnwqzyNeqGptKvm9IPf

最近流行りの「あごだし」ですね!
あごだしってなんのことかご存知ですか?
トビウオのことだそうです(´-`)
もしかしたら「渡なべ」より美味しいかもです。笑

ここ新宿にもあるみたいですね!
ぜひ渡なべとあごだしラーメンいってみてください(*´ω`*)

それでは今日はこのあたりで

卓球場・卓球教室の
卓球三昧高田馬場店
大村拓己

コメント一覧

  1. 藤井 領一 より:

    ブログを読んで1つに気になることがあったため、補足致します。

    上級者同士の試合では、相手に中途半端に打たせたボールの方が攻めやすいため、短いサーブやストップの応酬が多くなりがちです。

    これをフリック等で弱く払うと、無難ですが攻められやすい。
    かといって、強く払うと決まりやすい反面、ミスや体勢の乱れ、相手にカウンターされるリスクがあり、どちらが良いとは言えないと思います。

    迂闊につっついてボールが浮いたり台から出ると、相手に1発で打ち抜かれる恐れがあります。

    やや扱いに困るボールですが、こういう短いボールはチキータか逆チキータ(ミュータ)で払って行くことも考えた方が良いと思います。

    横回転系のボールで払えば、ナックル性のボールよりも安定します。
    また、コースを突くと相手は少し打ちにくくなり、相手の体の位置や体勢も崩れやすくなります。

    現代卓球ではチキータか逆チキータはレシーブで使われることが多いですが、私はこれらはレシーブのみならずラリー中で使うと変化を出しやすく使用価値が高くなると思います。

    現代卓球では早い打点で横回転系技術をうまく使うことが重要になったと思います。

    上記は私見です。皆様のご参考になれば幸いです。
    藤井 領一

  2. 藤井 領一 より:

    試合のゲームを取る戦術として、下記がよく使われていると思います。

     セフティリードしたら、無理に攻めない →ミスによる失点を少なくする。
     セフティリードされたら、リスクを取って攻める →積極的に点を取りに行く。

    ※セイフティリードは相手等にもよりますが、序盤で5,6点差位、終盤で3,4点差位が一般的だと思います。

    この戦術は一見合理的な様で得失点確率が変わらないため、実はそれほど合理的な戦術ではないのです。
    理由は、消極的になり過ぎて得点機会を逃して失点したり、無理に攻めてミスして失点しやすいからです。

    チャンスを増やす/得点を決める、ピンチを減らす/失点を防ぐ様な得失点確率を有利にする戦術が合理的と考えられます。以下に具体的な方法を示します。

    1.チャンスの時

     チャンスボールが来た時や、相手がピンチ(ポジションや体勢が乱れた)の時はやや積極的に攻めます。
     主に下記の方法(ミックスするとより効果的)がありますが、ミスをしない範囲内で自陣に隙を作らない様に攻め続けるのが良い。
     
    (1)強く打つ
     チャンスの時は強く打つの(スマッシュ等の強打)が効果的です。

    (2)厳しいコースを突く
     チャンスの時は相手の位置・体勢を見て厳しいコースを突くと効果的です。

    (3)早い打点で打つ
     チャンスの時にいつもより早い打点で打つと相手はポジションや体勢の修正が間に合わず失点しやすい。

    2.形勢互角の時
     
     基本はつなぐです。(無理に攻めず、ミスしない様に返球します)
     少し攻めやすい時はやや攻撃的に行き、少し苦しい時はやや守備的に行くのが基本だと思います。
     
     形成互角の時は、ミスをしないことと、配球に変化を付けたりコースを突いてチャンスを作ることを念頭にラリーを組み立てます。

    3.ピンチの時

     自分がピンチの時は基本的に凌ぎます。返球が浮いて強打されない様できるだけ確実に返球して守ります。
     
     相手が強打で攻めて来た場合、相手に隙ができやすく相手のボールを利用してカウンターやカットで反撃を狙う戦術もありますが、相応の実力がないと難しいため一般的には守備を意識して凌ぐのが良いと思います。

     ピンチの時は基本的に守るのが良いと考えますが、ピンチにならない様に組み立てを考えることが大切です。

    上記は私見です。皆様のご参考になれば幸いです。
    藤井 領一

  3. 藤井 領一 より:

    下記を補足致します。

    相手を左右に振る場合は真横に左右に振るのではなく、ボールに緩急をつけて相手を斜めに振ると効果的です。

    サイドラインからこぼれるフォア前の短いボールを相手に取らせた後、早い打点でバックに深くサイドに切れて行くやや速めのボールを返す組み立てがあります。

    この場合、相手は急いで斜め後ろに下りながら遠ざかって行くボールをバックハンドで返球せざる得ず、返しにくくなります。

    この組み立ては、返しにくいボールを相手の打ちにくい所で(体の後ろでバックハンドで打球)、打ちにくい体勢で(速く後ろへ下がりながら打球)させ返球ミスを誘う狙いがあります。

    相手を斜めに振ると、相手を大きく移動させて崩せる(間に合わない)、相手の打球感覚が狂いやすい、相手が返しにくいボールを打ちにくい所で打ちにくい体勢で打球せざる得ない等のメリットがあります。

    上記は私見です。皆様のご参考になれば幸いです。
    藤井 領一

  4. 藤井 領一 より:

    現代卓球ではサイドへ切れていくボールで相手を左右に振って崩す組み立てが基本になった様に思います。

    1.相手を左右に振る際の主な打法

     カーブドライブ、シュートドライブ、(ブロック) (フォア&バックハンド共通) 

    ※ボールがサイドラインへ曲がって行く横回転技術を使います。バックはチキータや逆チキータでも良い。

    しかし、相手の動きが良いと単に相手を左右に振る組み立てでは相手に慣れられて返されたり反撃されます。
    その様な場合、どの様に戦術変更すれば良いのでしょうか?

    2.逆モーションで同じコースを突く
     ボールを左右に振る攻撃を繰り返すと相手に「次は逆サイドに来るだろう」とコースを読まれ対応されます。
     打球時に相手に逆サイドのコースを読まれていると感じたら、逆モーションで同じサイドを突くと相手の動きの裏をかくことができます。

    3.左右のコーナーではなく、サイドライン際を狙う
     相手の動きが良い場合、普通に左右のコーナー(近く)へボールを振っても素早く動いて返球されます。
     この様な場合、左右のコーナーではなく、サイドライン際10cm辺りを狙う様、コース取りを変更します。

    ・ボールの速度、回転
     (1)中速度の横回転系のボール(ミスしない様、速度を少し抑えて打球します)
       打法:上記1の打法を使います。

     (2)緩めの切れたボール(強く打たれない様、2バウンド目が台から大きく出ない短いボール)
       打法:カットブロック、ツッツキ (サイドへ切れていく横下回転)

     ※コーナーよりも厳しいコースを狙うため、速いボールは外すリスクが大きいので機を選んで使います。

     (1)は中速度のボールで相手を下げて大きく左右に振る、(2)は切れたボールでコーナーが邪魔になって相手が打ちにくい所へ2バウンド目を短く落とす狙いです。
     上記2種類を混ぜて変化をつけて相手を前後左右に振って崩します。

    〜まとめ〜
     上記の様な振り回し型の戦術を使う際は、チャンスボール以外は強打を使わず、相手のボールの勢いを利用して早い打点でコース取りと回転方向(相手から遠ざかって行く横回転)に注意して組み立てます。
     
     安定性を高めるため、打球には回転をかけ、打ち抜く(決める)のではなく相手が体勢を崩して返球ミスするまで粘る意識が大切です。

     上記の戦術はやり方は多少違って来ますが、基本的にどの様なラバーでも適用可能です。

    上記は私見です。皆様のご参考になれば幸いです。
    藤井 領一

  5. 藤井 領一 より:

    私は卓球の要素を以下の様に整理しています。

    1.打球の性質
    ・速度
    ・回転&変化
    ・コース取り
    2.打球点
    3.打球位置、打球姿勢
    4.フットワーク
    5.体力消耗、故障のリスク管理

    上記のうち得失点に関係するものは決定率と返球率(安定性)、それ以外のものは形を崩されないこと、無理なく続けてプレーできる(打てる)ことを考慮して体の動かし方、技術、戦術を選択します。

    ともすれば自分のやりやすさを優先してプレーしがちですが、対人の競技スポーツの場合、相手のやりやすさ/やりにくさの合わせて考慮する必要があります。

    上記2.打球点については色々なスタイル(戦型)や考え方がありますが、下記に私なりの見解を纏めました。

    1.自分がやりやすいボールや打球点

     低いボール:基本的に早い打点で低い軌道で返球します。
           打球点を揃えて相手のボールを利用してタイミングで打球します。(主に守備とつなぎ)
     高いボール:基本的に高い打点(頂点の手前)でスマッシュします。(攻撃)
          (例外:相手のロビングに対し相手が下がっている場合はバウンド直後を捉えて短くストップ)

    ※低い/高いについては打球点が概ね台上30cm未満の場合は低い、30cm以上の場合は高いで判定します。

    2相手がやりにくい(強打されにくい)ボールや打球点

     短いボール:台上で2バウンドするか、2バウンド目が台から大きく出ない長さのボール
     低いボール:相手の打球点が低くなる低い軌道のボール(相手は強打しにくく、やや返球しにくい)
     深いボール:相手が打点を下げて打たざる得ない長いボール(スマッシュや深いループドライブ)
     回転系のボール:回転のわからないボールや切れたボール(変化として反転技術やナックル系)

     逆に言うと、浅く浮いたボール、中途半端な長さ/強さのボール、相手が高い打球点で打ちやすいボール、回転の弱い/わかりやすいボールは、相手がやりやすい(強打されやすい)ボールになります。

    〜まとめ〜
     自分がどのような打球点でどの様な軌道・球質のボールを打つかによって、相手の打球点(やりにくさ)や強打されにくさは大きく影響されます。

     得点するためには、自分のやりやすさのみならず、決定率、安定性、相手のやりにくさも考えてプレーすることが大切です。

    上記は私見です。皆様のご参考になれば幸いです。
    藤井 領一

  6. 藤井 領一 より:

    下記をお読みの皆様が以下の疑問を持たれるかもしれないと思い、念のため下記Q&Aを追加致します。

    疑問:早い打点で打つと角度的に相手コートに入れにくいのでは?リスクを取って攻める趣旨ですか?

    回答:ライジングでは早い打点で打球するほど球速が速いため摩擦力が強くなります。→回転をかけやすい。
       従って、早い打点では打球時に強めに回転をかけてボールの軌道を曲げて相手コートに入れます。
       早い打点では確かに直線的にボールを入れられる角度は小さい。
       しかし、目標との距離が近い、タイミングで打ちやすい、打球角度が決まっている等のメリットがあるため、打球の回転と速度を調節できる様になれば、頂点近くのバラバラの打球点で打つよりも打球点を揃えられる分、むしろ安定性が高まると私は感じています。
       →早い打点で打つためには、打球に強めの回転をかけて正確にコントロールできる技術が必要

    上記は私見です。皆様のご参考になれば幸いです。
    藤井 領一

  7. 藤井 領一 より:

    最近試合を見ていて、プラボール移行後、卓球が幾分変わった様に感じます。

    その一つに、打球前に打ちやすい所に動いてラケットを引き腰を入れてタメを作り下からフリーハンド側の肩の上までラケットを振り抜くタイプの選手が早いピッチのラリーについて行けなくなっている感じがします。

    基本に忠実な動き方や打ち方をしているのは見てわかるのですが、相手に早い打点でボールをファーサイドに散らされると1球1球しっかりボールの所へ動いて全身でフルスイングしていると間に合わなくなります。

    間に合わなくなり始めると少しずつ後ろに下がりますが、こうなると打点を下げられ広い守備範囲を動き回って後ろから返球せざる得ず、体力的にも疲労しますしボールの球威も落ち最後は返せなくなりがちです。

    上記のタイプの選手は概して強く打てるストライクゾーンが狭いため、早いラリーでストライクゾーンで打てる所まで動く時間的余裕がなくなると十分な体勢で打ち返し続けて連打することが難しくなります。

    現代卓球では1発ドライブを強く打つ(相手が強いと返されます)よりも、早い打点で厳しいコースへ正確に続けて連打できる技術や変化をつける事が必要だと思います。(打ち抜くのではなく、相手を崩して点を取る。)

    さらに強いドライブを打つと、相手に球速と回転を利用されてカウンターやカットで反撃を受ける(相手にドライブ待ちされる)リスクもあります。
    セルロイド球よりもドライブの球威が落ちたため、決定率が下がりました。

    ストライクゾーンの広げた方が体への負担が少なくなり、合理的な卓球をやりやすくなると思われるため、以下に練習手順を記載します。

    <ストライクゾーンを広げる手順>
    1.台の中央近く(利き手が真ん中位)に構え、基本的にフォア側のボールはフォアハンド、バック側のボールはバックハンドで打球する様に練習します。
    →これにより、体の左右横にストライクゾーンが2つできます。(フォアハンド主戦型から両ハンド型へ)

    2.上体と打球技術を上手く使い、左右のストライクゾーンを広げます。(強く打てなくても返せれば良い。)
    →どのコースにどの様な球速・球質のボールを打たれても概ね(8割位が目安)返せる様になれば良い。

    3.少し前寄りでプレーできる様になれば尚良い。(守備範囲が狭くなるためストライクゾーンを補います。)
     状況に応じて下がっても良いですが、下がりっぱなしでプレーしない(機を見て前に戻る)様に心がけます。

    上記は私見です。皆さまのご参考になれば幸いです。
    藤井 領一

  8. 藤井 領一 より:

    私は実際の試合を見ていないため、下記に見当違いのところがありましたらこの場を借りてお詫び致します。

    プロ選手やベテランコーチでも試合で緊張したりプレッシャーに押し潰されそうになることがあるので、皆様にそれらを解きほぐすヒントをご提示した方が良いと考え投稿致しました。(もしお役に立てれば幸いです。)

    試合に出ると誰しも勝ちたいという思いが湧き上がってきます。
    私の見解ですが、長期的な自分のレベルアップ計画を頭に描き、勝ち負けに拘らず試合をその実戦的な練習の1過程として利用した方が良いと考えます。(長期的な視点を持ち、一時的な感情に流されない様に努めます。)

    以下に私なりの実践方法を例示致します。

    強回転の読まれにくいサーブや強打等は比較的簡単に点が取れるため、これらを十分練習することは大切です。

    しかし、これらの飛び道具に頼りすぎると、ラリー力や戦術選択等の基本的な卓球の力が身に付きにくい。

    試合を上達の場として十二分に活用するには、あえて簡単に点が取れる技術は使わず、基本技術を主に使ってラリーで粘り、相手に強く打たれてもひつこく返して凌ぎ切って勝つ様な戦い方をすると底力がつきます。

    試合では自分の最も決定力の高い技術はできるだけ温存して戦い、いよいよこれらを出さないと負けるかもという状況になって初めて使う二段構えの方が気持ちに余裕を持って戦え、試合で強くなれると思います。

    特に成長過程の競技者の場合、試合は上達への実戦練習の場と考えて、レッスンで習った技術を試す等、最大限に活用された方が良いと思います。

    上記は私見です。皆様のご参考になれば幸いです。
    藤井 領一

  9. 藤井 領一 より:

    大村さん

    ご無沙汰しております。いかがお過ごしでしょうか?

    東京選手権お疲れ様でした。何とも言えない結果でも参加するところに意義があると思います。

    残念ながら試合は見ておりませんので何とも言えませんが、私が読んで感じたことを申し上げますと、悪い流れの時は早めの戦術変更、普段の練習で技術や戦術の引き出しを多くしておく、はその通りだと思います。

    私が思うに相手の後輩の方は(弱点を責める意図はなく)セオリー通りにバックへ深くつっついてきた(点が取れているので、そのパターンを変えなかった)だけかもしれません。

    「サーブはフォア前に低く切れた下回転、ストップすればバックに深くつっついてくる」この後どう攻めようかなという感じなので、とりたてて不利な状況ではなかったと思います。

    ただ、自分の嫌なところを徹底的に攻められたと思ったことが精神的なプレッシャーになった様に思います。

    中国人コーチが「弱いところがあると力んでミスする」と言ったのを試合中そばで聞いたことがありますが、これが当てはまる試合を時々見かけます。

    弱点は一朝一夕には克服できませんが、試合中の不安や精神的な重圧を取り除くための私なりの気持ちの持ち方を参考までに以下例示します。

    1.相手を自分と同じレベル(強さ)と考える。
     実際には相手が自分よりも強いか、弱いか予めわかることの方が多いと思います。
     その場合、予断から緊張、不安、プレッシャーあるいは根拠のない楽観ムードになりがちです。
     そうなると、普段通りの卓球ができなくなり、実力が発揮できずに負けやすくなりがちです。
     平常心を保つため、相手の実力にかかわらず、相手は自分と同じ強さと考えて試合に臨む方法があります。

    2.基本に忠実なプレーに徹する。
     予め相手の情報を掴んでいる場合、試合前に色々作戦を立てて想定練習をすると思います。
     それ自体は必要なことなのですが、試合の入り方として、まずは試合の雰囲気や相手のボールに慣れないと思った通りのプレーがやりにくい。
     そのため、調子が出て来るまでは基本に忠実なプレーに徹するという方法があります。
     基本に忠実なプレーとは練習のつもりで確実な返球を心がけることで相手のボールに慣れる等があります。

    3.過度に勝ちたいと思わない
     試合に勝ちたい意識が強過ぎると、不安や重圧から力みや強打によるミスと自分本来のプレーができにくくなります。
     そういう時は、一旦勝ちたい気持ちを捨てて、試合の目的(親善試合や地域や国際交流)を考えて卓球を楽しむ意識でプレーした方が良い結果が出ることがあります。
     勝つためではなく、相手に迷惑をかけない(→ラリーが続く)様、ミスしないプレーを心がける方が良い結果につながることもあります。

    〜まとめ〜
     卓球はメンタルなスポーツであるため、弱点を意識するとプレーの他のところにも(悪い)影響が出やすい。
     また、試合に勝ちたい意識が強過ぎると空回りして逆効果になりやすい。
     上記は一例に過ぎませんが、皆さんも自分なりの気持ちのコントロールの仕方を考えておかれた方が良いと思います。
     
    上記は私見です。皆様のご参考なれば幸いです。
    藤井 領一

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(朝8:00~10:00は前日22時迄要予約)
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