T2リーグ
こんにちは!
高田馬場の大村です(´-`)
先日第1ラウンドが終了しましたが、マレーシアでなかなか面白いプロリーグが始まりましたね!
その名も「T2アジア太平洋リーグ」
既存の卓球大会とはずいぶんルールが違うので新鮮な気持ちで楽しめます。
今までにない形式なので少し調べてみました。
・チームは国籍混同男子3人女子3人の計6人
・各チームにキャプテン(実質監督)がいるので1チームは7人
・チームの勝敗は全員が獲得したゲーム数の合計で決定
・1試合24分の時間制限付
・デュースなしの11点先取
・24分経過時点で得点数の高い選手がそのゲームは勝ちとなる
・残り時間2分以内で新しいゲームに入った場合はキルゾーン(Kill Zone)になり、そのゲームは5本先取
・残り時間が無くなった時点で同点の場合、次の1本を取った方がゲームを取れる
・タオルの使用は6本ごとで、選手は監督に10秒間のアドバイスを受けることが出来る
・時間短縮のためか、ボールは拾いに行かずテニスのようにボールボーイが次々とボールを渡す(ボールは1つではなく複数を使用)
・台にセンターラインがない
・ユニフォームがアンダーアーマーのウェアで既存のユニフォームと比べかなりラフ(タンクトップなど)
などなどかなり変わっていますし娯楽要素が強いルールです。
しかし出ている選手は中国の丁寧選手や水谷選手など世界トップクラスもいるのでレベルは相当に高いと言えます。
日本からも話題の張本君や早田ひななど注目選手も出ています。
早速youtubeではT2リーグの動画がたくさんアップされているのでいつでも見れますね。
そもそも試合はyoutubeでのLiveストリーミングもやっているそうです。
今後の日程は
・第1ラウンド:6/28~6/30←終
・第2ラウンド:7/11~7/15
・第3ラウンド:8/1~8/5
・第4ラウンド:9/19~9/23
・第5ラウンド:10/3~10/7
・第6ラウンド:10/31~11/4
・ファイナルラウンド:12/7~12/9
といったスケジュールです。
なかなか普段と違うルールや環境でやることで調子が出なかったり崩してしまったりといったことは心配ですが、選手たちも戸惑いながらも楽しそうにやっているように見えます。
しかし世界選手権が終わってすぐにジャパンオープン、チャイナオープン、T2リーグ、そして今日からはオーストラリアオープンと選手も次から次へと大変ですね…
しかしこういった新しいプロリーグが出来るなど日本だけでなく世界的にも卓球はいま盛り上がっているように感じてうれしいですね(´-`)
特に若い選手にはたくさんの国際試合に出場して、国際大会自体や、海外の選手との試合に慣れてオリンピックでは活躍してもらいたいと思います。
それでは今日はこのあたりで。
大村拓己
卓球三昧高田馬場店
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コメント一覧-
藤井 領一 より:
2017年7月4日 3:38 PM
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藤井 領一 より:
2017年7月4日 10:12 AM
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藤井 領一 より:
2017年7月3日 10:13 PM
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藤井 領一 より:
2017年7月3日 5:06 PM
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藤井 領一 より:
2017年7月3日 2:30 PM
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藤井 領一 より:
2017年7月3日 12:27 PM
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藤井 領一 より:
2017年7月3日 9:09 AM
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藤井 領一 より:
2017年7月3日 7:43 AM
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藤井 領一 より:
2017年7月2日 6:28 PM
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藤井 領一 より:
2017年7月2日 4:47 PM
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下記に同じコースに同じ様なボールを打つ基礎打ちの練習は一見効果的な様で試合では有り得ない状況でかつ易し過ぎるため、長時間やってもあまり実戦的な練習にならない点を指摘致しました。
それでは、どうすればもう少し実戦的な練習になるか改善案を考えてみました。
<基礎打ちの改善案>
1.試合と大体同じ位台から離れて同じ位の打点で打つ。(試合で想定される幅は練習でも持たせる。)
2.同じコースに打た(れ)ない。→フォア/ミドル/バックを狙って打つ(打たれる)練習をする。
3.ニュートラルな構えからラケットのF/B面を切り替えて左右続けて打つ練習をする。
4.全て同一速度ではなく、適宜ボールの速度に多少の強弱を付ける。
5.変化としてフォアのボールをバック、ミドルのボールをフォアで意識的に取る練習を少し入れる。
試合で勝つためには、相手が変化を付けて来たボールを確実に返し、逆に自分から変化を付けて相手を惑わせることが大切です。その基本が身に付く様に練習の仕方を少し工夫した方が良いと思います。
上記は私見です。
相手に打たせて巧く守るコツがあります。それは守る時の構え方です。
1.姿勢
相手がどこに打っても返せる位置で自然体でリラックスして構えます。(グリップは強く握らない)
あまり気負ったり気張って足を開いて前傾し過ぎて構えると力んだり初動の遅れにつながります。
2.ラケットの構える位置
ラケット面の向きとスイングの方向が少しでも狂うとレシーブミスになりやすい。
従って、想定される打点の高さとレシーブ(ブロックやカット)のスイング軌道から逆算したところにラケットを構えるのです。
普通に構えて打たれたボールに合わせる(その分遅れます)のではなく、予め逆算した所でラケットを待ち構えるのがコツです。
つまり相手が打球してからスイングを始める所にラケットを動かすとその分遅れるため、予めそこからレシーブのスイングを始めれば良い所にラケットを持って来ておくことが大切です。
打法にもよりますが、同じラケットを構えた位置・ラケット面の角度からフォア/バック両方ともスムーズに返せるようになると、レシーブは安定します。
3.構えた状態のラケット面の角度
強打される場合もヤマを張らずにボールのコースを見てから素早くラケットF/B面を切り替えます。
相手が打球してからラケット面を大きく回してF/B切り替えるとその分遅れるため予めそのラケット面の角度からレシーブのスイングを始めれば良い角度にラケット面を構えておくことが重要です。
ラリー中ラケット面を見る余裕は無いためフリーハンドで触って面の角度を確認した方が正確に合わせられると思います。適宜フリーハンドで触って面の角度を確認する癖をつけると正確になります。
一般的にはフォアとバックの打球時のラケット面の角度の中間で構えますが、一口に中間と言っても微妙に違う様々な角度があります。
最もフォア/バックともボールを取りやすい、自分に合ったラケット面を構える時の位置と角度を練習で探し、無意識に合わせられる癖をつけておくことが大切です。
〜まとめ〜
最適な構え方は打ち方や打球点、ラバーなど様々な要因により各人により微妙に異なります。
多球練習等で実戦的なボールをレシーブし、最適な構える(立つ)位置、ラケットの位置、ラケット面の角度を探しておきます。
そうすれば試合で構えた所からできるだけ僅かな調整動作で打てるため、素早く正確なレシーブが可能になります。
大きな動作をする時間的余裕の無い強打のレシーブは最小限の正確な動きをすることが大切です。
上記は私見です。
卓球の試合で勝つためには失点を減らすという方法あります。
相手のボールを速度(強弱)で分けて以下に纏めました。
1.緩いボール
切れているボールは回転の影響を受けやすいラバーで返すのは難しい。(粒系ラバーは返しやすい)
ボールの軌道から回転を見極めて確実に返せるように練習で慣れるしかないと思います。
切れていないボールは、相手のボールと同じ速度(若しくは少し強く)返すと返しやすい。
緩いボールは打球時の摩擦力が小さくなりやすいため強打し過ぎると滑ってネットミスしやすい。
プラボールは回転のかかった緩いボールは軌道の変化が大きいため、打球時に注意が必要です。
2.中速度のボール
中速度のボールはタイミングも合わせやすく比較的打ちやすい。
相手のボールと大体同じ速度で返すと返しやすい。(強めに打ち返して攻めることもできます。)
3.速いボール(強打)
返しにくいと言われている強打ですが、以下の3つの返し方があります。
(1)軽く打ち返す(カウンター)
ボールを良く見て強打を軽く回転をかけて打ち返します。
(2)ブロック
強打を当てるだけのブロックで返そうとするとボールの回転や速度に負けてミスしやすい。
返しやすい方向(上/下/横等)に少し切るブロックで返すとコントロールしやすくなります。
(3)カット
やや難しい技術ですが、速いスマッシュはカットで切って返すのが最も有効です。
ボールをよく見てラケットを横(または横下)方向へまっすぐ出して早い打点でカットで返します。
カットはグリップを軽めに握りぎりぎりのタイミングまでボールを体の近くへ引きつけて、ラケットを先端に当たる様に一瞬遅らせて出して切るため、時間的に余裕のない強打を返すには最適です。
強打をカットすると摩擦力が強いため、やや緩めの切れたボールを返せます。
(ボールの軌道が曲がるため安定性がよく、緩い切れたボールは相手は続けて強打しにくい。)
〜まとめ〜
確実な守備(ボールを返す)のためには打球するタイミングと適度な摩擦力があることが大切です。
慣れるまでは強く打ち返したり切ることよりも、ラケット面の角度を合わせて確実に返しましょう。
上記は私見です。皆様の御参考になれば幸いです。
ボールを打つ際のコース取りについて考えてみましょう。
相手から返されにくい様に相手から遠いところを狙う場合、下記の3つのコースがあります。
1.ストレート(スマッシュ向きのコース)
ストレートは直線的な軌道で入れられる角度が若干大きく、距離も近いのが特徴です。
上から下へやや角度をつけて打たないといけない時が多く打球角度的に滑りやすくやや入れにくいため読まれにくいコースです。
滑って落とさないためにはややゆっくり厚めにラケットをボールに当て、打球時に回転をかければ軌道の曲がりで入りやすくなります。
2.クロス(中速度の回転をかけたボール向きのコース)
クロスは直線的な軌道で入れられる角度が若干狭く、距離も遠いのが特徴です。
クロスよりも打球角度が水平に近く、打球角度的に滑りにくくやや入れやすいため読まれやすいコースです。
打球時に回転をかければ距離が遠い分、軌道の曲がりでストレートよりも入りやすくなります。
3.ショートクロス(低〜中速度の横回転系のボール向きのコース)
ショートクロスは直線的な軌道で入れられる角度がとても狭く、距離も近いのが特徴です。
クロスよりも厳しい角度をつけて、相手のサイドライン際を狙うため、最も入れにくい反面、相手も最も返しにくいコースです。
(速すぎない速度で回転をかけてネットすれすれに打たないとサイドラインをオーバーします。)
ショートクロスはボールの外側(横)を捉え、ボールを削るように擦って強い回転をかけてサイド際に切れて行く軌道のボールを打てば横回転により入りやすく、ウィニングショットになりやすい。
〜まとめ〜
実際の試合では、クロスとショートクロスの中間辺り(コーナーから少しサイド側寄り)とストレートを組み合わせる攻め方が決定力と安全性のバランスが良いと考えます。
粒系ラバーの場合、ショートクロスへサイドへ切れていくボールを打つと、決定打が多くなります。
上記は私見です。皆様の御参考になれば幸いです。
プラボールになってスマッシュ等の強打の球威はやや落ちましたが、代わって回転をかけた(特に切れた)ボールの優位性が増した気がします。
プラボールはセルボールより回転はかけにくいのですが、回転がかかると相手コートでボールの軌道が(大きく)曲がりやすく失速して打ちにくい特徴があります。
プラボールの場合、速いボールは(直線的なため)軌道を読まれやすく、失速して相手にややレシーブされたり、打ち返されやすくなりました。
速いボールは相手にカットでボールを切られやすいという欠点があります。(その仕組みは下記参照)
一方緩い切れたボールは空気抵抗が大きい性質を利用して、急激に失速し大きく軌道が変化するため、相手がやや打ちにくく返球されにくくなりました。
一般的に表ソフトや粒高は回転がかけにくいと言われていますが、表ソフトや粒高の方が打球に速度が出にくいため切れたボールを打ちやすい。
まずは回転をかけるコツをおさらいしましょう。
■回転をかけるために必要なこと
(1)(ボールとラバーの間に)摩擦力が必要
(2)打球時にボールを擦る技術
(3)打球時にラケット面の適切なところに当てる
(1)摩擦力
打球する際はボールとラバー表面の間に摩擦力が生じます。
摩擦力はボールやラバーの摩擦係数(*)やスイング速度や加速度の影響を受けます。
(ラバーの摩擦係数は個々のラバーの特性や湿度、温度、接触速度等の外部要因の影響を受けます。)
裏ソフトの場合、ラバーが滑りにくいため、スイング速度が速い方が強い回転がかかります。
粒系ラバーの場合、スイング速度が早過ぎると打球時に滑りやすいため、適度なスイング速度で打球し、インパクトの瞬間にスイングを急加速すれば、回転がかけやすい。
遅いボールよりも速いボール、遅い打点よりも早い打点の方がボールの摩擦力を利用して回転がかけやすくなります。(主に自らのスイングの摩擦力を利用して回転をかける方法もあります。)
緩く切れたボールは打球時に摩擦力が少なくなるため、コントロールしにくくミスしやすい。
(2)打球時にボールを擦る技術
打球時にラケット面をボールの後ろ近くに当て、ボールの表面をいずれかの側面へ向かって擦るとその方向にボールに回転がかかります。
速くラケットを当て過ぎると滑りやすいため、ラバーに応じて引っ掛り感(摩擦力)が感じられる速度でスイングし、打球する瞬間に急加速して強い回転がかかるように擦ります。
(3)打球時にラケット面の適切なところに当てる
ラバー種類により差がありますが、擦る場合は、打球時にボールはラバーの上を多少滑ります。
そのため、それを計算してラケット面の(芯をはずして)適切なところに当たる様に打球します。
右回転をかける場合、ラケットのスイートスポットのやや左側にボールを当て右に擦りながらラバー上を滑らしてスイートスポットで打ち出せばスイングの力が効率よく回転と速度に変換されます。
〜まとめ〜
上記の必要要件や打ち方を理解すればラバー種類に関係なくボールに回転をかけることができます。
ボールを「切る」ためにはボールの速度が速くならない様に強い回転をかける打ち方が大切です。
打球時に前に押し過ぎない様に切る方向に気をつけて強く擦ります。
<切る時のスイング方向>
速いボールは打球時の摩擦力を利用してボールに対して垂直に近い角度で擦り(カット)、遅いボールは摩擦力が足りないため打球時に少し前に押しながら強く擦ります。(スライスやドライブ打法)
→緩いボールを切ると届かなかったり逆に速度が出やすく、速いボールの方がカットで切りやすい。
上記は私見です。皆様の御参考になれば幸いです。
私は時々サーブレシーブでリフトで打って攻める練習をします。リフトはレシーブやラリーで一発で打ち抜ける魅力があります。(その意味でリフト打法をベースとした卓球は攻撃力があります。)
バックのリフトで色々ラバーを替えて上回転とナックルで打つと、スピードは出やすいですが反面コントロールが安定しません。
打球時に手首を使ってチキータとミュータで横回転をかけるリフトで打つと格段に安定します。
(おまけに相手から逃げて行く方向に曲がるため、相手が返しにくくなります。)
先日WRM(やっすん)の「表ソフトでリフトを打つ方法とは?」という動画を見ましたが、バックのリフト打法をベースにして手首をチキータとミュータを使って安定した軌道で打っておられました。
手首を使わないで(フラット気味に)打つと、ボールが前に飛び出し過ぎてネットしやすいとのこと
(WRMさんはメンバーで実際に色々試した上で実技動画を公開されているので好感が持てます。)
リフト打法に限らず、普通のリストアップ系やフォアハンドのフリックでも同じで、表ソフトや粒高のような滑りやすいラバーでは打球時にラケットを被せる上回転やナックル強打は安定しにくい。
逆に言うとラケットを被せ過ぎない上回転やナックルの緩めのボールは滑りにくいため安定します。
リフトの動画を見て感じるのは打球後あんなにラケットを頭の上まで振り上げる必要はないことです。
(打球後にどんな動作をやっても、ボールは既に打ち出されているため、あまり意味がないです。)
上記は私見です。
今朝のニュースで知りましたが、藤井聡太四段(14)の連勝記録は29で止まりました。
藤井四段の連勝を止めたのは、こちらも新鋭の佐々木勇気五段(22)。
竜王戦決勝Tの対局は相掛りから9筋の歩を突き合った後、先手の佐々木五段は▲6八玉、藤井四段は△5二玉の位置で飛車先の歩を切り合い、相横歩取りの展開となりました。
佐々木五段玉形の差を利用して後手に△3三角と上がらせて後の先を取った先手は▲2八歩と打って攻めた。藤井四段は△9三桂と跳ねさせられ、9筋の桂を攻められてからの展開は佐々木5段の研究範囲で藤井四段に勝つチャンスはなかったと思います。
相手に先にやらせて逆に先手を取る「後の先」は現代卓球でもよく出て来る形ですのでね。
藤井四段に悪手(強いて言うと△5二玉形で相横歩取りをしたこと)はなかったと思いますが、序盤お互いあの玉形で相横歩取りをした時点で差がつき、そのまま相手のシナリオ(研究)通りに負けてしまった感じです。
相掛りや横歩取りの空中戦は大駒や玉を狙った両取りがかかりやすく超スリリングです。反面、玉の囲いが弱いため、一手妙手があれば短手数で終わってしまう恐さがあります。(そこがまた醍醐味)
例えて言うと危険な山に登るのと一緒で事前の研究と対策でほぼ勝負がついてしまう粘りのききにくい戦型なのです。
藤井四段の若さが出た1局とも言えますが、気を取り直してまた連勝を続けてほしいと思います。
連勝はストップしたものの歴代最多連勝新記録を達成した藤井四段ですが、その棋風は玉を堅く囲う主流とはやや異なり、攻守のバランスよく隙を逃さず一手勝ちを読み切る現代将棋です。
藤井四段の棋譜をみると、どことなく早い打点で攻守する現代卓球とイメージが重なります。
興味がある方は藤井四段の現代将棋を研究し、現代卓球に活かしてご自身の連勝記録更新を目指すのも良いのでは?
将棋の戦型や棋風も卓球の戦型やプレースタイルと似ています。卓球は将棋のようなスポーツですね。
上記は私見です。
基礎打ちはフォアかバック同一のコースを左右にするだけで以下の癖が自然に付く効果があります。
1.本来の位置に立ち、ラケットを構えた状態から打つ。
2.体から遠いところにボールが来たら足を少し踏み出して打つ。
3.ラケットのF/B面を素早く切り替えられる様になる。(相手の打球後にする方が練習になります。)
4.打球後立ち位置とラケットをニュートラルポジションへ戻し、構えた状態でボールを待つ。
5.相手に対して左右に打つ場合、ストレートとクロスに振り分けられる様になります。
上記はすべて良いラリーを続ける上でとても大切な動作です。それらが練習で自然に身に付きます。
最近他の所の練習を見て(特に日本の)卓球独特の練習に気がつきました。
まず練習時間が比較的長い。それも試合では有り得ない状況の練習時間が長い。
典型的な例は(特にバックの)基礎打ちです。
二人ともバックのコーナーに立ち、お互いにコーナーへ打って来たボールを体の正面で返球します。
この状況は試合では有り得ない。(試合でバック対バックは多いですがこの様な形にはなりません。)
もし試合でこれをやったら次に相手に早い打点でフォアのコーナーへ返されて決められてしまいます。
フォアの基礎打ちもフォア側に寄って立ち、ちゃんと構えずにフォアハンドをフォア側に出したままぐるぐる回して打ってしまっています。(試合では有り得ない。)
たまに相手がをうっかりミドルへ返してしまうと返すことができず、相手のミスを怒ります。(笑)
試合で絶対にやってはいけない練習を長時間やると、練習をやればやるほど悪い癖が付きます。
練習で上達するコツはレベルに関わらず自分よりも少し上のレベルの相手を想定して練習することと、基本の型や実戦的な練習で良い体の動きや癖を付けること。(練習は試合を想定して行います。)
強い相手は試合で回転の読みにくいボールを強弱を付けてコースへ入れて来ますし、打てるボールは厳しいコース(左右のコーナー近く)へ強打されたりします。
→試合で勝つためにはこれを返せるようになる練習が必要です。
ある程度のレベルになると、ボールの強さ、回転、コースの全てが一定の(返せて当たり前の)基礎打ちをいくらやっても、あまり実戦的な練習になりません。
私が他のスポーツの経験からすると、現状の基礎打ちをする場合は最初のウォーミングアップ程度にとどめるか、もう少し続ける場合はホームポジションに構えて、左右またはフォア、ミドル、バックを混ぜて練習する方が実戦的な練習になると思います。
予期しないコースへ速いボールを打たれた時にラケットを切り替えて確実に返せることが大切です。
私が言いたい事は、基礎打ちそのものは始めの頃は意味がある練習だと思いますが、試合と同じ様に正しい位置でラケットを構えて、その状態からフォア、ミドル、バックを正しい取り方で返す練習をした方が実践的ですし良い癖が付くと思います。(悪い癖が付いてしまうと上達の妨げになります。)
上記は私見です。
T2リーグ(マレーシア プロリーグ)見ました。
イスラム圏のマレーシアであのラフな服装で一大イベントを無事にやり終えたことに一番驚きました。
そうそうたる顔ぶれの選手ばかりで、男子は見せる卓球、女子も魅せる(←変換ミス)卓球だったように感じました。
ああいう舞台では普段と同じ様な卓球をやっても面白くないので、ちょっとエキサイティングに相手と合わせて普段見れない卓球や難易度の高い大技を出した方がいいですね。(それ用の準備は必要)
例えば、ありがちやドライブと後ろのカットではなくて、強豪男子プロのスマッシュ連打を前陣のカットブロックで凌ぎきるとか、ロビングをジャンピングスマッシュしたりハイバックや背面打ちでカウンターを決めるなどは普段は見れないプレーなので観客が大喜びすると思います。
最近は皆さんスポーツを見る目は肥えているので、「これは超スゴイ」「これはマジヤバイ」プレーは見ればその凄さがわかると思います。
大村コーチも大技をいくつか考えて何かのリーグに出て、世間をあっと言わせてほしいですね。
大村コーチのスゴ技で今以上に卓球が盛り上がり、卓球ファンが増える。いいですね〜。
楽しみにしています。
上記は私見です。