新ラケット | 『卓球三昧・卓球教室』 東京都 高田馬場・池袋の卓球場

新ラケット

こんにちは。

卓球三昧の藤井です。

最近、10年振りにラケットを変えました。以前は福原愛モデル、ブレードは木材5枚合板を使用していました。今まで何度となくトライして断念してきた、憧れの?笑 素材入りラケットにしました。バラフライ劉詩文AN。しかしながら変えた初日から、以前のラケットが軽すぎたためか、総重量180グラムで手首が痛くなる有様。少しグリップを加工して軽量化しようと考えています。

ラバーもテナジーからファスタークG1に変更。そのため、ラケット・ラバー共に固くなり、ボールは飛ばなくなりましたが、レシーブとブロックがやりやすくなったと感じます。

前回の試合では特にレシーブとブロックが入らなかったので、ここは用具の力を借りようと思います笑 もちろん練習も必要ですね。いつも大体ラケットを新しくすると1ヶ月もたず元のラケットに戻っていることが多かったですが、今度こそは根気よく使ってみたいと思います。

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藤井

コメント一覧

  1. 藤井 領一 より:

    最近上級者の試合を見ていて、いかに「得意な打点・形でタイムリーに打てる」かが勝敗を分けていることに思いが至りました。

    上級者は十分な体勢で得意な打点・形で打つとミスがとても少なくなり決定力が跳ね上がります。

    逆に相手に攻められて、苦手な打点・姿勢で打たざるえない時はミスが多くなると感じます。

    卓球の場合、あっという間に軌道の変化するボールが自分の方に来るため、「得意な打点・形で打つ」ためにはタイムリー(瞬時)に打てる技術が必要とつくづく感じます。

    「瞬時に打てる技術」は卓球の奥義とも言える技術(これができればスマッシュも返せます)なので上級者とて習得は容易ではないと思考します。

    現実的にはできるだけ「タイムリーに打てる技術」を習得することが大切だと思います。

    上のレベルの目標はそこですが、我々素人はまずは「得意な打点・形」を身に付け、確実に入れられる(できれば決められる)様になることが先決問題だと考えます。

    上記は私見です。皆様の御参考になれば幸いです。

  2. 藤井 領一 より:

    数年間卓球をやって安定性を高めるコツに気がつきました。

    それは打球時にラケット面の角度をほとんど変えない(一定に保つ)ことです。

    どういうことかというとドライブやカット(ツッツキ)のような打法では打球時にラケットを被せたり、少し面を上に向けながらボールを擦ります。(打球時にラケット面の角度が随時変わります。)

    この様にボールの表面を線で擦ると回転は比較的強くかかるのですが、タイミングが少しでもずれると、ボールが球体のためラケット面の角度がずれてコントロールミスの原因になります。

    選手はこの事を知っており長い年月をかけて日々長時間練習しますがそれでもミスはなくなりません。

    数年卓球をやって悟った事は、ボールは手元で(回転の影響やイレギュラー等で)変化する事があるので、タイミングを百発百中ドンピシャで合わせるのはどんなに練習しても不可能ということです。

    ではどうすればよいかというと、タイミングが少しずれて打球してもミスしないように、打球時にラケット面の角度をほぼ変えない様(一定)にするのです。

    低い打点であれば、ラケット面の角度はほぼわかります。(数年間の練習で体で覚えました。)
    私は粒系ラバーなので「角度打ちかブロックするんでしょ」と思われるかもしれませんが、違います。
    ラケット面の角度をできるだけ変えずに打球時にボールを擦って回転をかけて安定性を高めます。

    ドライブやカットの様に前に押しながら擦って回転をかける打法の場合は面の角度を変えずに打つのは難しいのですが、横に擦る場合は上下方向の面の角度を変えずに擦るのは比較的容易です。

    打法としてはチキータ、ミュータ、カーブ/シュートドライブなど横回転系技術がこれに該当します。

    回転の影響を受けにくい粒系ラバーで打球時にラケット面の上下方向の角度を一定に保ち、さらに回転をかけて安定性を高めれば、コントロールミスは大幅に減ります。

    またバウンド後の低い打点で打点を揃えれば、さらにラケット面の角度ミスは減ります。

    高い軌道の緩いボールを強打する時を除けば、低い打点(台上30cm以下)で打った方がラケット面の角度を合わせやすく摩擦力が大きいため、回転をかけやすくミスも減ります。

    様々な軌道のボールを体を動かしてすべて頂点で打球しようとすると、差し込まれたりラケット面の角度、ボールの変化、打ち(滑り)やすさを制御するのが難しくミスが多くなりがちです。

    高い打点の方が入れられる角度が大きいから有利という思い込みのせいで、打点やフォームがバラバラになり回転が不十分な強打をしがちです。このため逆にミスが多くなっている可能性があります。

    上記は私見です。皆様の御参考になれば幸いです。

  3. 藤井 領一 より:

    ラバー選びの際、選択のポイントになると思われるコントロールミスの要因について所見を書きます。

    ■コントロールミスの主な要因(打球に関係する直接的な要因)
    1.ラバーの滑りの影響→打球時にボールが滑ってコントロールを失う。
    2.相手のボールの回転の影響→ボールの回転がわからない、若しくは回転(量)を読み違えた場合
    3.自分がかけた回転による安定性向上
    4.ラケット面の角度→単純なラケット面の角度調節ミス
    5.力加減     →ボールの速度に影響するため、ボールの軌道(弧線の曲線率)に影響します
    6.スイングの向き →利き腕でスイングする軌道の向き(方向)

    上級者においても、特に影響の大きい上記1.〜3.につきラバー種別別の優位性を判断します。

    1.ラバーの滑りの影響
     打球時にボールが滑りやすい順、粒高>表ソフト>裏ソフト (ラバーの摩擦係数が低い順)
     打球時にラケットを被せたり速く薄く擦るほど重力(垂直下向き)の影響で滑りやすくなります。
     打球時に滑る(滑りを読み誤る)とほぼ確実にコントロールミス(落としてネットミス)になるため、滑りやすいラバーほど扱いに注意が必要です。(使いこなすには慣れとスキルが必要です。)
    ※反面滑りやすいラバーほど回転の影響を受けにくいというメリットがあります。(下記2.と関係)

    2.相手のボールの回転の影響(の受けやすさ)
     相手のボールの回転の影響が高い順、裏ソフト>表ソフト>粒高
     裏ソフトは回転が読めない、若しくは回転(量)を読み違えた場合にリスクが顕在化します。

    3.自分がかけた回転による安定性の増加
     自分がかけた回転による安定性の増加が高い順、裏ソフト>表ソフト>粒高
     ボールに回転をかけるとボールの軌道が弧線を描くためその分相手コートに入りやすくなります。
     
    〜まとめ〜
     上記の通り、一長一短のため、どの種類のラバーがコントロールミスしやすい(にくい)かは単純には決まりません。安定性は個別のラバー特性や使い手のスキルにも大きく依存すると思われます。
     上記はコントロールミスの要因を比較にしか過ぎず、ラバーの長所/短所は個別ラバーの弾み(スピード)、回転のかけやすさ、安定性にも依存するため、より広範囲な比較検討が必要です。
     本稿はラバー種別の長所/短所の比較ではなくコントロールミスの要因分析を目的としています。

    上記は私見です。皆様の御参考になれば幸いです。

  4. 藤井 領一 より:

    表ソフトと粒高は守備にも使えますが、返球に残る回転の影響を考慮すると後ろで守る使い方をするとラバーの特徴を活かしにくくなります。
    表ソフトは前陣、粒高は台上(ライジング)の早い打点で回転の影響を受けにくい利点を活かして打ち返して(攻めて)こそラバーの特徴(相手のボールを利用して変化)を出せる思います。

    上記は私見です。

  5. 藤井 領一 より:

    下記の下回転サーブのレシーブの例についてですが、レシーブ時に横回転をかけて擦ると打球後の返球に残る回転軸がラバーとの摩擦でずれる(横上回転になる)ため、ネットミスしにくくなります。

    擦る(回転をかける)という動作は摩擦でボールの回転の影響を受けるのと引き換えに摩擦でボールの回転軸(回転方向)をずらす効果と相手と自分の回転がミックスされた回転(例では横上回転)によりボールの軌道が曲がる(弧線を描く)ためコントロールが安定します。
    逆に言うと自分がかけた回転(量)の一部が相手からの返球に残って返って来ることがあります。

    上記は私見です。皆様の参考になれば幸いです。

  6. 藤井 領一 より:

    卓球用具に関するブログ記事なので、ラバーに関する私なりの変わった見解を紹介します。
    以前、私のラケット(F面:粒高、B面:変化系表ソフト)を見た人と以下のやり取りがありました。

    Q.スポンジが薄い粒高とか変化系表ソフトは回転の影響を受けにくいからレシーブしやすいですか?
    A.慣れると概ね「Yes」ですが、一概にそうとも言えません。

    ■解説
     なぜ一概にそうとも言えないのでしょうか?

    1.個々のラバーにより特性が異なります
     ラバーは回転の影響を受けやすい順に、裏ソフト>表ソフト>粒高 と一般的に言われています。

     しかし、表ソフトや粒高にも色々種類があり、個々のラバーにより回転の影響の受けやすさに多少差があり、実際にやってみるとレシーブしやすいと実感できない種類のものもあります。

     レシーブのしやすさや変化を求めるのであれば、それを特徴とする個別のラバーを選びましょう。

    2.回転の影響を受けにくいラバーほどレシーブ後の返球に相手の回転が残る影響

     試合でよくある例ですが、うまい人に強い下回転サーブを出されたとします。

     これを回転の影響を受けにくいラバーでレシーブすると、打球時にラバーとの摩擦で減殺されなかった回転量はそのまま返球に残ります。返球に残った(逆方向なので回転は反転し)上回転の影響で返球にドライブ回転がかかり、ネットを超えるまでは下向きのネットミスの要因として影響します。
    →強い回転の(特に長めの)サーブは粒高ラバーでもレシーブミスすることが少なからずあります。

     つまり打球時に回転の影響を受けにくいラバーでレシーブしても相手のボールの回転が消えてなくなる訳ではないので、「打球時の打ち出し角度のずれ+打球後の残回転の影響による軌道の曲がり」のトータルで考えると、深い所から緩く返すほど裏ソフトのレシーブとの差が小さくなります。

     回転の影響を受けにくいラバーほど返球に残る回転(量)が大きいためレシーブ時にその影響を考慮する必要があります。(逆に打球時に回転の影響を受けやすい裏ソフトの方がわかりやすい。)

     台から出たサーブは裏ソフトでしっかりドライブした方がラバーと特厚スポンジが回転を吸収・上書きできる長所があるため一概に表ソフトや粒高の方がレシーブしやすいとは言えないと感じます。

    〜まとめ〜
     一般的に言われている事やWeb等で書かれている事は一般論である事が多く、必ずしも常に正確とは限りません。
     物理原則や個々の特性を考慮して統計的に評価可能な回数実際に試して検証する必要があります。
     
    上記は私見です。皆様の上達のヒントになれば幸いです。 

    藤井 領一 

  7. 藤井 領一 より:

    卓球の構成要素として用具(ラケットやラバー)、技術(打法など)、戦型、戦術等があります。

    これらはすべて長年の練習で感覚が体に染み付いているので、変えるのはとても勇気が要ることで、(一時的に後退する可能性があるため)むやみやたらに変えるべきものではありません。

    しかしながら、試合で勝てない時など、どきどき変更にチャレンジするのは良い事だと思います。

    特に若い人ほど新しい事への適応能力が高いので、新しいことに挑戦しても比較的短期間に覚えられる可能性が高いです。(新しい技術への挑戦は身に付かなくてもともとなのでトライした方がよい)

    特殊要因としては、少し前にプラスティックボールに変わったので以前の打球感を引きずらず、一新する意味で(新ボールの打球感や卓球がしっくりこない人は)今は替え時かもしれません。

    「案ずるより産むが易し」です。実際にやってみると、おのずと道が開ける事が多いと思います。

    全く参考にならないと思いますが、私は新しい事にチャレンジするのが好きなので、ラケット(木、素材入り)、ラバー(裏、表、粒高)、戦型(ドライブ/前陣速攻/カット、前〜後陣)、技術(大抵の打法は一通りできます)と数年間にほぼ全て一度は味見しました。

    少しかじっただけのものもあり、全部マスターしたとはとても言えませんが、誰もやっていない(であろう)技術を見つけたりして自分のできることが広がっていくのは充実感があります。
    試合や練習でも技術や戦型が多彩であると対応力が増し、変化を付けられるので役に立ちます。

    新しい事にチャレンジして自分に合わないと感じた時は早めに見切りをつけてすぐに元に戻せる覚悟があれば新しい事に挑戦しても大きなリスクはないと思います。
    諦めて撤退してもある程度挑戦した経験はゼロにはならず、プラスで残る事が多いと思います。

    自分で色々やって感じるのは固定化したり、自分の可能性に限界を設けない方がよいという事です。

    例えばジュニアなどで未だプレースタイルが試行錯誤中で固まっていない選手を見ると危なっかしく感じますが、逆にその方が彼らがこれから経験する卓球環境の変化に適応しやすい面があります。

    卓球に限りませんが、何歳になっても何事もチャレンジ精神で自分の可能性を広げていきましょう。

    上記は私見です。皆様の御参考になれば幸いです。

    藤井 領一

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