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コメント一覧-
藤井 領一 より:
2017年5月11日 1:14 PM
名探偵コナンはZardの主題歌が印象的でした。
私も推理小説が好きで、森 博嗣や東野圭吾のガリレオシリーズ等、理系っぽいのをよく読みます。
話は変わりますが、先日上級者のカットマンの方からバック(表/粒高)のプッシュは少し横回転をかけると(コントロールが)安定するという話を伺いました。
その方によると以前、上回転や横上回転をかけてプッシュしていたことは安定しなかったが、横回転をかけるようになってから安定して入るようになったそうです。
では、なぜ横回転が最もプッシュが安定するのでしょうか?
実際に色々な回転でプッシュを打ってみて安定する順と理由を考えました。
<安定する順>
横回転>横上回転>上回転 (下回転系はカット系技術になるので除外します。)
<横回転が安定する理由>
1.回転をかける(擦る)方向にコントロールの誤差が生じやすいが、卓球の場合、上下よりも横方向の方がコントロールミスの許容度が大きい。(ネットミスとオーバーミスの間が角度的に狭い。)
2.表ソフトや粒高はラケットを被せて打球すると(上回転時)、重力の影響ですべりやすい。
(ラケットをたてて打球すると重力がニュートラルに働き上を向けて打球するとすべりにくくなる)
3.横回転のボールは打球後ほぼまっすぐ飛んでいき、相手コート上で空気抵抗による減速に伴い軌道が横に曲がり、重力の影響も受けて僅かに沈んでいく軌道となります。
この軌道は比較的ネット/オーバーミスが少なくなり、コントロールが安定します。
4.打球時に少し横回転をかけると、必然的に前に押し過ぎないようになるので、オーバーミスしにくく、ボールに軌道に曲がりを持たせる(弧線)ことができます。
(上回転系の回転をかける場合は、ラケットをかぶせてボールの頭から上を前方向へ擦るため、打球時にボールを押し過ぎてしまう可能性があります。)
〜まとめ〜
プッシュを打つ時に横回転をかけるのは少し難しいかもしれませんが、相手の手元で曲がる(変化する)プッシュを打てるようになれば、コントロールが安定するだけでなく、相手が取りにくくなるので、一石二鳥の効果があります。
スマッシュ等のスピード系の技術についても同じことが言えると思います。
上記は私見ですが、皆様の御参考になれば幸いです。
藤井 領一