10年後はいかに
こんにちは。
卓球三昧の藤井です。
昨今のテクノロジーの進化の速さには驚かされます。iPhoneが発売されてもうそろそろ10年、この十年で私達の生活は大きく変わりました。10年前に今の現状を予想できなかったように、これから10年先はどのような世界になっているか全く想像がつきません。
最近AI・VRなどの単語を良くニュースで目にします。また、将棋や囲碁でスーパーコンピューターがプロ棋士に勝つようになりました。そんな中で先日、興味深いニュースを目にしました。すでにここまでテクノロジーは進化してしまったかと感じる内容でした。
思考などの高次タスクを担う脳の新皮質を、直接インターネットのクラウド(コンピュータ・ネットワークのこと)につなげるようになることで、われわれの思考そのものが拡大するということです。
これが可能なら、勉強しないでも脳をコンピューターにつなげれば一瞬で辞書の全ての単語を覚えられるようになるということです。本当に衝撃的な記事です。
なんとかこの変化のめまぐるしい時代でで生きていける力を付けたいものです。
藤井
卓球三昧
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コメント一覧-
藤井 領一 より:
2017年6月12日 3:28 PM
-
Destiny より:
2017年5月31日 3:15 AM
-
藤井 領一 より:
2017年5月24日 9:48 AM
-
藤井 領一 より:
2017年5月6日 11:57 PM
>将棋や囲碁でスーパーコンピューターがプロ棋士に勝つようになりました
故米長邦雄九段とコンピュータ将棋ソフトの対戦でボンクラーズの初手7六歩に対し米長九段が2手目6二玉と指した時の驚きは今も忘れない。
これはボンクラーズの序盤のデータベースを全て無効化するために変化を求めた奇手(新手)です。
私の棋力はアマの腕自慢レベルに過ぎませんが、米長九段の6二玉は坂田三吉の初手8六歩や7八銀と同じ位有り得ない手である事位はわかります。自分の常識を一気に壊された様な衝撃を受けました。
かわって囲碁の話です。
韓国の囲碁名人李世乭九段とアルファ碁(AI)の対戦(第2局)で解説のプロ棋士達がAIの指し手の意味がわからず解説不能に陥ったシーンがありました。
A棋士「あれ…? 今まで見てきた手の中で一番衝撃的な手のような気がする。これは不思議だとしか言いようがないのでは?」B棋士「不思議だというよりも、あり得ない手です。プロの感覚では考えも付かない手です。どういう意味で打ったんでしょうか?」
高段プロ棋士達の知恵を結集しても人間の感覚では意味不明の指し手でAIが徐々に優勢を拡大していく光景は見ていて不思議な感じでした。まさに未知との遭遇、異次元の戦いとはこのことです。
以前チェスの世界チャンピオン(カスパロフ)とコンピュータ(ディープブルー)の対戦でも、カスパロフが右ナイトを前に出ては引く変則的な手でAIの読みを外そうとしたのに対し、全く動じず鬼手で一刀両断に人間のチャンピオン勝った時はコンピュータプログラムの読みの深さに感銘しました。
私にはディープブルーの手が見えていなかったため指された瞬間無理筋に見えましたが決め手でした。
結局、人間とコンピュータ(AI)ではゲームの最善手へのアプローチの仕方が違うと思い知りました。
人間は効率的に(経験から有りそうな手から優先して)読むのに対しAIは人間からすると非効率(AI的には効率的)にしらみつぶしに何万、何億手も瞬時に読んで局面の優劣を比較できちゃうんです。
人間は脳の仕組み上コンピュータと同じアプローチは非効率(真似をすると無限に時間がかかってしまう)なので、常識や形(型)を利用しながら、トップレベルになると非常識な手も少し読める(見える)ようになれば今度は人間がAIに僅かに近づけると思います。(人間がAIを超えるのは厳しい)
上記は私見です。
Boom shkklaaaa boom boom, problem solved.
最近世界最強と言われている囲碁の名人やポーカーのプロがAIと勝負して負けた記事を読みました。
少ない情報量で最適な戦略を考えることにかけては、すでにAIは人間を超えたと言えるでしょう。
卓球の話に変わりますが、プラスティックボール(以下、プラ球)に適した卓球について以下に纏めました。
■プラ球の卓球の特徴
1.ボールの摩擦力が減ったため、やや回転がかけにくい。
2.ボールの空気抵抗が増したため、ボールがやや失速する。
3.ボールがやや失速するため、ボールの軌道の変化がやや大きい。
■対策(プラ球に適した卓球)
1.打球点を少し早く(前に)する。
プラ球は自分のボールも、相手のボールもやや失速します。少し打球点を早く(前に)した方が相手のボールの勢いを利用して強いボールを返しやすい。
そのため、構える位置も少し前寄り(前陣)にした方が効果的なボールを打ちやすい。
2.両ハンドを活かす
プラ球はボールが少し失速するため、フォアとバックのラケットの切り替えがやりやすくなりました。台の中央近く(利き手が中央線位)に構え、両ハンドで処理する方が合理的と考えられます。
F/B面の切り替えが容易になったためシェイクのラケットで卓球がさらにやりやすくなりました。
3.カウンター(反撃)を狙う
プラ球はボールが少し失速するため、前陣でカウンター(反撃)を狙いやすくなりました。
4. スマッシュを使う
プラ球はボールが少し回転が弱くなり失速するため、スマッシュを狙いやすくなりました。
少し回転をかけてスマッシュを打てば、軌道が僅かに曲がり失速する(入りやすい)ので、安定性と攻撃性のパランスの取れた決定力の高いショットになりました。
5.ストップやドロップショットを使う
プラ球の短い切れた返球は短く止まりやすい(自分の方へ戻ることもある)ため、切るストップやドロップショットも有効です。
(逆に中途半端な返球は相手コートで失速して攻撃されやすくなりました。)
6.ストレートのコースを使う
以前はストレートのコースは距離的に短いため入りにくく、クロスが多くなって相手に読まれて返される(カウンターされる)ことが多くありました。
プラ球はボールが少し失速するため回転をかけるとストレートも以前よりも入れやすくなりました。ストレートへの攻めを有効に使えば、クロスも読まれにくくなり活かしやすくなります。
7.サイド際へのボールを使う
プラ球はサイドライン際へ切れていく回転のボールを打つと、ボールが失速してサイドへ切れやすく、相手が返しにくい(体勢が崩れやすい)ので効果的です。
8.強打をレシーブする。
プラ球は強打でも台から出ると少し失速するため、相手にスマッシュなど強打された場合もボールのコースを良く見てレシーブすれば返球できることが以前よりも多くなっています。
9.無理に強打しない
プラ球はボールの性質上、以前よりも少しすべりやすく、速度と回転の強いボールを打ちにくい。無理に強いボールを打つとミスが多くなりがちなので、安定性も考えて打つことが大切です。
ボールが変わればボールの弾み方や飛び方が変わります。新しいボールに適した卓球に変える必要があると考え、こう変えた方が良くなると思われる点を上記に纏めました。
上記は私見です。皆様の御参考になれば幸いです。
藤井 領一
技術的特異点またはシンギュラリティ(Singularity)とは、人工知能が人間の能力を超える段階(その時に起こる現象)のことです。人工知能学者のレイ・カーツワイルは2029年に人類が人工知能(AI)と融合し、人類の進化が特異点(成長曲線が無限大になる点)に到達すると予測しました。この段階になるとクラウド(*)が全人類の知能を超えると言われています。
クラウドとはインターネットのインフラであるコンピュータ・ネットワークを指します。
人工知能(AI)はディープラーニング(深層学習)によって画期的に進化しました。ディープラーニングとは人工知能(AI)がビッグデータから自動的に特徴を抽出する表現学習のことを指します。
わかりやすく言うと、人間がプログラムを組んで特徴量(変数)を定義しなくてもコンピュータが自分でデータの中から特徴を見つけ出して解析し、最適なソリューションを示してくれるという何とも楽チンな代物です。要するにコンピュータ(ネットワーク)に大量のデータさえ与えれば、後はコンピュータが自動的にデータの特徴に気づいて答えを出してくれる超賢い優れものが既にできています。
そのような時代になれば人間はあらゆる叡智や発想に一瞬でアクセスできるようになるので、辞書の単語の様な知識を人間がわざわざ覚える必要はなくなるでしょう。(趣味で覚えてもよいですが。)
現在、人間がやっている仕事の大半はAIやAIを搭載したロボットがするようになるので、人間は今のような仕事をする必要はなくなるかもしれません。(ほとんどの事務や労働は機械で代替可能になると考えられるので、人間は仕事や勉強ではなく、他のことに時間を使うようになるのでは?)
もし卓球に強いAIロボットが登場すれば、世界チャンピオンが色々と技術や戦術に変化をつけてAIを惑わすうまい卓球をやっても、AIに人間の卓球の特徴を自動学習され、先読みされて守られ、隙を付かれてカウンターされて負けるでしょう。人間が完璧な卓球をすれば勝てる可能性がありますが、果たして人間にそれが可能なのでしょうか?もしかすると藤井コーチなら戦略でAIに勝てるかもしれませんが。
なぜAIがチェス、囲碁、将棋のような難しいゲームの世界チャンピオンに勝ったかというとAIは難しいことほど得意なんです。(正しい言い方をすれば、難しいゲームはAIにとっては難しくない。)
人間がAIやロボットに知能や力で戦っても、ほぼ勝ち目はありません。
私はAIが一番苦手にしているのは人間の感情(喜怒哀楽)や気まぐれだと見ています。コンピュータは論理、記憶、計算は人間の何億倍いや何兆倍も得意ですが、人間の感情のような曖昧なものの特徴量を自動抽出して学習するのは難しいと見ています。(これも、コンピュータが人間の感情を計数的に評価できる特徴を見つけてしまえば、コンピュータに人間の感情をわかられてしまいますが。)
コンピュータは人間には簡単なことが案外苦手なんです。
私は近い将来シンギュラリティ(技術的特異点)が到来しても人間には何かすることが残っていると楽観的に見ています。もし学校や会社に行く必要がなくなっても、人が生きていくことができる未来型の社会になっていると思います。
来るべき将来のめまぐるしい変化を心配するのではなく、逆に変化を楽しむ位の気持ちでともに生き抜きましょう。
藤井 領一