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コメント一覧-
藤井 領一 より:
2017年5月20日 12:59 AM
松崎さん、NT練習サポート頑張って下さい。
以前私もお願いして日本や中国の NTの男子選手と一緒に練習させていただいたことがあります。
その時に感じたことは私達がやっているアマの卓球とは別物だと言うことです。
具体的にどこかどう違うか以下に纏めてみました。
1.恐ろしく取りづらい
最初は軽く基礎打ちから始める場合が多いのですが、既にその段階で相手のボールを返せない。
彼らは普通に打っているだけなのですが恐ろしく返しにくい。(私達と普通のレベルが違います)
何で返しにくいかというと皆ボールのスピードと回転がすごく強いんです。
チャンピオンレベルになると単なる強いボールではなく、自然に相手が返しにくいボールを打つような資質が備わっている(打ち方と回転が一致しないとか、手元で微妙に変化する癖球)感じです。
プロのトップレベル選手はコーチが教えられる技術以上のもの(才能)を持っていると感じます。
2.一般人と身体能力が違う
身体能力がアスリートレベルです。
皆毎日数時間の練習と筋トレをやっているので、基礎体力(体幹)が一般人と違います。
そのため、ボールのパワーや動き/フットワークの素早さ、スタミナが段違いに感じます。
日々の練習で「強いボールを続けて打てる(入れられる)」技術と体力が備わっています。
3.ミスが少ない(安定性が高い)
アマと比べるとミスが格段に少ない。(プロ同士の試合ではミスが多いと必ず負けます。)
アマの場合は強く打ち過ぎると急にコントロールが悪くなるため強く打ち過ぎないよう指導されますが、プロはやや低いボールでも強く打っても(私には強く感じる)入れるだけのコントロールがあるので、ドライブ強打で一発で打ち抜かれる可能性があります。
アマの場合は回転をかけないとコントロールの安定性が悪くなるので、常にしっかり回転をかけて打つように指導されますが、プロの場合は技術と安定性が高いので、返球が甘い(短かったり浮いたりした)ボールは逃さずスマッシュ等強打で打ち抜かれます。
4.無理をしないで待ち、甘いボールを逃さない
粘ってカットで返し続けても低い切れたカットは無理に強打せず確実にドライブで返されます。
相手の待たれてカットが甘くなる(少し浮く)とすかさずスマッシュ気味の強打で決められます。
無理な攻撃をせず打てるボールが来るまで待つところと甘いボールを逃さないところが違います。
5.多彩な技術があり、技術レベルが高い。
アマと比べると技術の種類が多いため、ボール(速度、回転、コース)に変化をつけられます。
ボールの切れもよく、各々の技術がなめらかで完成度の高さを感じさせます。
〜まとめ〜
ざっくり感触を言うと「レベルが段違い」という感じです。今迄の常識が覆されるというか、未知との遭遇という感じになると思います。
アマの場合は勝つための技術もあった方がよいのでしょうが、まずはミスをせずラリーを続けられることが求められるため、安定性や確実性が重視されると思います。
プロ選手の場合は試合に勝つことが求められるのでいかにすれば勝てるかという視点になります。
試合に勝つには安定性とともに勝つための技術(攻撃力、守備力、相手のミスを誘う技術等)や戦術が求められます。
レベルが近い格上が相手だと相手のボールを利用してカウンターとか戦術を色々駆使すれば勝てる可能性はあるのですが、基礎打ちすらロクに返らない位差があると試合で勝つのはほぼ無理です。
(もし万分の一で勝てる可能性があるとすれば、サーブとレシーブで攻めて全部2球目迄で決める位の戦い方をするしかありません。ラリーにしちゃうと実力差が反映されて勝ち目はなくなります。)
上記は私の経験に基づく私見です。皆様の御参考になれば幸いです。
藤井 領一