全日本選手権開幕 | 『卓球三昧・卓球教室』 東京都 高田馬場・池袋の卓球場

全日本選手権開幕

こんにちは!
高田馬場の大村です。

いよいよ全日本選手権が始まりましたね!
僕はいつもは男子の試合の方がどちらかと言うと気になるのですが、今年は女子がどの選手もかなり力が均衡していて誰が勝つのか楽しみです。

さっそく今日は朝から大塚コーチのミックスダブルスの練習相手&ベンチコーチで会場に行ってまいりました!
昨日見事1回戦を突破したので今日は2回戦でした。
相手はなんと前年度優勝ペアの田添前田組です。
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結果は残念ながら0-3で負けてしまいました。
2セット目は10-8とリードしていたので、あのセット取れていれば面白かったかもしれません。
が、そこで勝たせてくれないのが強い選手なんですよね。。
二人は頑張っていたので、僕のベンチコーチのせいにしておいてください。笑

さすが第1シードの優勝ペアだけあってさすがの強さでした。
彼らからしたら今大会1試合目だったので多少の緊張や油断があればいいなぁとは思っていたのですが、油断などはみじんもなくきっちりとやってきました。

二人ともサーブもレシーブも特に変わったことはせず、淡々と丁寧にプレーしてきたので簡単には点数はくれません。
やはりあのレベルになると一つ一つのプレーのレベルがかなり高く、甘いボールがまったくありません。
サーブはほとんどただの下回転ですし、レシーブもストップか深いつっつきか流しばかりだったと思います。
しかしサーブが低いのでレシーブからは攻めさせてもらえず、レシーブもどっちにくるかわからないモーションからの流しやストップで攻めるには厳しいボールばかり。

改めてサーブレシーブや動きの速さなど、基礎力の高さが実力の差をつけるなと感じました。

話は変わりますが、全日本選手権は日本一を決める大会で当然有名選手も全員参加します。
全日本や東京選手権などレベルの高い試合では練習会場でそういった選手やこれからの選手たちが練習しているのでそれを見るのがいつも楽しみです(´-`)
今日も石川佳純選手が割と近くで練習していたり、小学生でジュニアの部に出場しているえげつなく強いチビッ子などもいました。

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これが練習会場です。
試合を見るのもいいのですが、練習を見ていると技術レベルの高さがわかりやすいです。
フットワークの練習でもかなり強いボールを打ちながら、すさまじいスピードで動き、そう簡単にはミスしないので長く続きます。

試合前にどんな練習をしているのかなんかも参考になっていいですね(´-`)

ちなみに4月の三昧マッチはこの練習会場である、東京体育館のサブアリーナで開催します。
全日本の選手たちの練習を感じながら試合に挑むのもいいかもしれませんね(´▽`)

それから今年の全日本は全試合ライブ配信があるのでほぼリアルタイムで試合がネットで見れます。
http://japantabletennis.com/zennihon2017/gamelive
ちょっとカクカクしていますが一応ちゃんと見れます。笑

それでは明日は大塚コーチのシングルスがあるのでみなさん応援よろしくお願いいたします(´-`)

大村
卓球三昧高田馬場店

コメント一覧

  1. 藤井 領一 より:

    最近は裏ソフトの使用率が高く、試合等でドライブ主戦型と対戦することが多いと思います。
    表ソフトや粒高は回転の影響を受けにくい(返球に相手の回転が多少残る)特徴があります。

    またプラスティックボールへの移行により、以前よりボールの回転が少し弱くなり、ボールが失速しやすい(遠くへ飛ばしにくい)など、卓球が少し変わってきています。

    その様な変化の中で表ソフトや粒高の良さを活かすにはどのようにすればよいのでしょうか?

    考え方としては、相手のボール(速度と回転)を利用してスピードと変化を活かすことです。

    1.できるだけ台から離れない
     裏ソフトのように中陣からでも強いボールを打てるのが特徴のラバーではないので、できるだけ前陣でプレーすることが大切です。
     カット型は後ろの方がカットしやすいですが、台から離れ過ぎると相手に余裕を与える、守備範囲が広がる、攻撃がしにくくなる等の短所があるため、後ろに下がり過ぎない方がよいでしょう。

    2.打球点を早くする
     球離れの良さや返球に相手の回転が多少残るラバーの特徴を活かすためには、打球点を少し前にして相手のボールを最大限に利用して厳しいコースに速いカウンターを狙うのが有効です。

    3.少し攻撃的に戦う
     表ソフトや粒高は、ボールの回転にやや鈍感なラバーなので、回転を過剰に気にせず攻撃的に打っていける長所があります。
     強い回転のボールを打球点を下げて当てるだけのレシーブをすると、打球時の跳ね返り角度の偏向と返球に残る回転の影響でミスが多くなります。逆に早い打球点で擦って打ち返す方が回転の影響を受けにくくなりミスが少なくなります。早い打球点で速い返球をすればするほど、返球に残るより多くの回転量がネットを超えやすくプラスに影響しやすい。
    守備型(消極的)で最近勝てない人は少し攻撃型(積極的)なプレーを試してみると良いでしょう。

    4.チャンスが来るのを待って反撃を狙う
     ラバーの性質上、自分から強いボールを打つことはやや難しいので、無理に自分から攻めると逆に相手からカウンターされることが多くなります。
     打てるボールは攻めてよいのですが、打ちにくいボールは打てるボールが来るまで待って早めにカウンター(反撃)を狙うことが大切です。

    5.早めに決める気持ちを持とう
     ラリーになってしまうと裏ソフトのドライブの安定感に打ち勝つのは難しくなることが多いです。
     ボールが長くならない内に決める方がラバーの特徴を活かせるので、できるだけ早めの速攻(できれば3球目まで)で決める組み立てを考えて試合に臨む方が良い思います。
     サーブ、レシーブ、3球目攻撃とも得点を狙って行く積極的な気持ちが大切です。

    6.ストレートを有効に使う
     ストレートは距離が短くオーバーミスしやすいため、コースはクロスへ打つことの方が多いのですが、クロスは相手に待たれて(読まれて)いるため決まりにくいだけでなくカウンターされやすい。
     表ソフトや粒高は返球に相手の回転が残るため少し擦ってストレートに打つと意外に入りやすい。
     切れるボールを打ちやすいラバーの特徴を活かしてサイド際へ切れる回転のストレートを混ぜることでクロスの強いボールも活きると思います。

    7.変化をつける
     変化系表ソフトと粒高ラバーは「変化」が最大の特徴なので、攻守の中にできるだけ変化を出すことを考えてプレーすることが大切です。変化を出すコツは相手の回転を最大限に利用することです。
     全く回転のわからないボールや打ち方と回転が一致しないボールを打たれると相手は単に回転の強いボールを打たれるよりも対応が難しいものです。

    上記は私見です。皆様の御参考になれば幸いです。

    藤井 領一

  2. 藤井 領一 より:

    全日本選手権の大塚コーチ様ご健闘お疲れ様でした。
    私などからするとあれだけの大舞台で普段通りの卓球ができて力を出し切れるだけでもすごいです。

    話は変わりますが、今日は打球点について考えてみたいと思います。
    「全部頂点で打てばいいんじゃないの」と思われている方は少し認識が違うかもしれません。
    [ ]は主な打法

    1.サーブレシーブ
     基本的にライジング〜頂点(ストップはバウンド直後)で打球
     [フリック、ツッツキ、ストップ、チキータ、ミュータ、ドライブ]
     台から出るサーブは裏ソフトのみ頂点後のドライブでもよい。

    2.ラリー
    (1)ライジング戦型
     前陣で基本、ライジング(バウンド後〜頂点前)で打球
     粒高が最も打球点が早く(バウンドから近い)、裏ソフトが最も打球点が遅い(頂点に近い)
    ※ライジング戦型は高い軌道のボールに対しては、ライジング/頂点/頂点後の打球点があります。

    (2)非ライジング戦型
    a.低い軌道のボール
     表ソスト/粒高:基本、ライジング〜頂点 [プッシュ/スマッシュ/ミート打法]
     裏ソフト:基本、頂点〜頂点後 [ドライブ]

    b.高い軌道のボール(ロビング等)
    ・ドライブ/スマッシュ 
     ライジング/頂点/頂点後の3つの打球点があります。

    ・ストップ
     ライジング(バウンド直後が短く止まりやすいが、頂点前までのどこでも可能)

    (3)カット戦型
     カットショート、前陣/中陣/後陣カットの4種類
     打球点はカットショートが最も台に近く(ライジング戦型)、後陣カットが最も台から遠い。

    (4)変化系戦型
     表ソフト、粒高ラバー等を使い、多彩な技術・打法、戦術を使って相手のボールを利用する「変化」を特徴とする戦型。前陣(ライジング型)でのカウンターを得意とする場合もある。
     
    上記はあくまで目安です。プレースタイルや戦術により異なる場合があります。

    上記は私見です。皆様の御参考になれば幸いです。

    藤井 領一

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