フォアサイドへの動き②
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
年末所属クラブの合宿に参加し、新年早々満身創痍です。朝9時から夕方5時まで、18人で総当りのリーグ戦。過酷な試合でした。なんとか怪我なく乗り切り、結果は2位でした。
前回のブログでフォアサイドへの動きの話をしました。文字では少しイメージしづらいかと思い、合宿の合間にフォアサイドへの動きの具体的な練習方法を撮影してみました。動画内には3つの動きがあります。①、左足の股関節を入れて開く動き。②、右足の股関節を打球時に入れる動き。③、①・②の動きを合わせた動作。
股関節の動きにより骨盤の向いている方向を変えることを「しっかりと腰が回転している」と表現します。腰を回転させる際に腰に意識が行ってないですか?腰は関節がないので回転しません。股関節の可動を意識することにより、腰を回転させることが出来ます。
この動きはフォアハンドで強打をする際、一番多用する動きです。スピード・回転不足でお悩みの方は是非練習してみてください。
卓球三昧
藤井
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コメント一覧-
藤井 領一 より:
2017年5月21日 10:10 PM
藤井コーチ様、shakehandsや卓球三昧のお仕事、所属クラブの合宿、英語やHP作成など精力的に活動されてお疲れさまです。
私も最近、卓球の理論、技術、戦術に興味を持ち、未来型のクリエイティブ(先進的な)卓球をデザインすべく色々試行錯誤しています。
人間は常識を信じがちです。半数以上の人から「そのアイデアは良い」と言われたら既に手遅れ(時代遅れ)と言う人もいますが、50歳を過ぎて始めた卓球でも何とかなると楽観的に考えています。
今日は、クリエイティブな発想をするコツについて考えてみたいと思います。
1.常識を信じない。
創造性を重視する私でも心の底では常識は結構頼りになると思っていますが、まずは疑います。
人間は常識や権威を信じがちなので、常識や権威が必ずしも正しいとは限らないと考えています。
卓球にも多くの常識などがありますが、現代の卓球に合わなくなっているものもあると思います。
2.逆転の発想
常識や思い込みがアイデアの盲点になっていることがあるので、非常識なことや無理そうなことも一度トライしてみる価値があると思います。
卓球の場合、誰もやっていないことや常識と逆のやり方に挑戦するのも1つの方法だと思います。
3.異なる要素を組み合わせる
「ほとんどのアイデアは既存の要素の新しい組み合わせである」と言われています。
卓球の場合、既存の基本技術を組み合わせたり、捻ることにより新しい技術を生み出す等が考えられます。
4.未経験の分野にチャレンジする
同じことばかり繰り返していても新たな発想は出てきにくい。新しい経験を積むことで今迄思いつかなかったアイデアが生まれることがあります。
卓球の場合、今までやったことのない(技術、戦型、戦術、攻撃型/守備型を変える)ことに挑戦するで飛躍的に向上することがあります。
5.他の人がやっていることを観察する。
他の人からアイデアのインスピレーションをもらう事も少なくないので、他の人がやっていることや言うことをよく観察し、自分に取り入れるべきものがないか注意を払います。
6.因果関係や本質について考える
成功や失敗の裏にある因果関係、法則等、結果の根本にある本質について考えることで解決策に気づくことがあります。
卓球の場合、ミスや成功の原因、物理法則との関係を考えることにより、失敗を減らす方法やより良い方法を発見することがあります。
7.プロトタイプを作成し、テストでレベルアップを図り、完成度を高める
頭の中だけで考えて最善のものを完成させるのは難しい。早めにプロトタイプ(試作品)を作り、実際に試してみることにより欠点を修正しより良いものに仕上げて行きます。
卓球の場合、自分の技術力や強みや弱みを分析し、仮のプレースタイルを作ります。何度か試合で試して結果を評価し、修正を繰り返すことにより洗練されたスタイルに仕上げます。
思いついたことはまずは何でも一度はやってみる心意気で取り組んでいます。失敗が成功や発見の源になります。卓球にクリエイティブな発想や改善手法を用いることにより、卓球の進歩やレベルアップを図っていきたいと考えています。
上記は私見ですが、皆様の御参考になれば幸いです。
藤井 領一