割愛の語源
今日は。
卓球三昧の藤井です。
先日のブログでも書きました、蚕の飼育。無事に全員羽化しました。
幼虫の時はキモカワですが、成虫になるとふわふわの可愛いモスラに。
最近、蚕飼育を通して知った雑学。
蚕は人間の品種改良によって生まれた、唯一の完全なる家畜。野生の蚕は存在しません。人間の管理下でないと生きていけない、地球上で一番従順な生き物です。
牛や山羊などの家畜は自然に放しても野生化します。しかしながら、蚕は、公園の桑の木に放しても、足の力が弱く木から落ちやすく、擬態も出来ず鳥の格好の餌に。また、飼育下から逃げ出すと餓死するため、動かず人間からの給餌をひたすら待ちます。成虫は口が退化しているために、飲まず食わずです。極めつけは、人間が交尾の手伝いもします。
今日の講義は時間が限られていますので、2ページ目は「割愛」させていただきます。
よく聞くフレーズです。この「割愛」という言葉、実は蚕の交尾から来ているようです。自然界のどの昆虫も、交尾において、雌の産卵のために雄は一定時間すると離れます。
ところが、蚕の場合、離れない個体が多々生じます。そのため、交尾開始から一時間を目安に人間が引き離し(割愛)ます。字の如くです。
子供の時、蚕飼育はただの昆虫飼育でした。しかし、大人になり改めて飼育し、蚕の様々な背景を知ることに。その反面、知れば知る程、昔は感じなかった、蚕の健気さ・儚さを感じてしまいます。同時に、自分の歳も感じずにはいられません。笑
以上、2020年、39歳、夏休みの自由研究でした。
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卓球三昧高田馬場店
藤井貴文
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