養蚕
今日は。
卓球三昧の藤井です。
最近、養蚕を始めました。養蚕とは大げさですが、30年ぶりに蚕を飼いたくなり、ヤフオクで購入。
爬虫類の餌として売られていた蚕を手塩にかけて育てています。笑
小学生の時、夏休みの課題でクラス全員に蚕が配られ、育てた思い出があります。自分と同世代の方は、飼ったことがあるのではないでしょうか。
今、アメリカではひよこが売れているとのこと。リーマンショックの時も同じ現象が起きたらしく、世の中が混沌とすると人は癒やしを求め動物を飼いたくなるようです。
殆どの人は「動物は癒やされるが、昆虫は。。。しかも芋虫」と言うかもしれません。しかし、自分にとってはさほど変わりません。笑
すでに届いて2週間が経過し、5令になりました。最近、食べる量が倍増し、桑の葉とりに奔走しています。
予定では、あと数日で繭になります。餌やりができなくなると思うと少し寂しいですが、大きくなった我が子達に大満足です。
かつて、現在の自動車産業と同じ位置付けで、外貨獲得に寄与した養蚕業。日本の近代化の礎を築いたと言っても過言ではありません。1930年代には、農家の約40%が養蚕に携わり、蚕で財を成した人も多かったようです。今でも「お蚕様」と呼ばれるのは、蚕への感謝の念からだと思われます。
ちなみに、1930年の労働力人口は28,548,000人。農業従事者は13,944,000人。13,944,000人の40%が養蚕業。5,577,600人
5,577,600÷28,548,000×100=19.5% 働いている人の5人に1人は養蚕に携わっていました。
しかし、その一時代を築いた養蚕業も約一世紀で斜陽に。現在、日本の自動車産業従事者は就労人口の約10%と言われていますが、百年後には「私、自動車関連の仕事をしていまして」「自動車ですか?珍しいお仕事ですね」と言われるのでしょうか。
たかが蚕の飼育ですが、日本の産業の栄枯盛衰を感じずにはいられません。
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藤井貴文
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