勝負師になるために2 【得失点の相関関係】 | 『卓球三昧・卓球教室』 東京都 高田馬場・池袋の卓球場

勝負師になるために2 【得失点の相関関係】

今日は。

卓球三昧の藤井です。

勝負師になるためシリーズ第二弾。第一弾を読んでから、読んで下さい。

前回のブログで卓球の得失点は、4種類あると書きました。

今回は、AさんとBさんが試合した時、この4種類の得失点がどのような関係になるか解説します。


【得点】

1、攻撃して得点 点取る(自分リスク:高)

2、ミスさせて得点 点貰う(自分リスク:低)

【失点】

3、攻撃されて失点 点取られる(相手リスク:高)

4、ミスさせらて失点 点あげる(相手リスク:低)


相互相関では、Aさんの1とBさんの3は相関関係になっています。つまり、AさんがBさんに攻撃して得点したら、BさんはAさんに攻撃されて失点したことになります。その他の矢印も同じ意味です。


次に、自己相関では、AさんBさん共に1と4は相関関係になっています。自分が攻撃を仕掛けるということは、自滅=ミスさせられて失点に繋がる可能性があります。また、2と3も相関関係になっており、相手にミスをさせようと低リスクで攻めると、逆に攻撃されて失点する可能性もあります。


最後に、相互相関・自己相関の矢印の一部分を組み合わせます。そうすると、初心者から全日本のトップまで、試合でよく見かけるパターン(下図:Bの自滅パターン)になります。

①Aさんは、Bさんに攻撃されて失点する可能性を許容する。自己相関

②AさんがBさんをミスさせようとループドライブ(コースを突いた繋ショットorサーブ)を打つ。相互相関

③BさんはAさんの誘いに乗り得点を狙う。しかし、ループドライブ(コースを突いた繋ショットorサーブ)を無理に打ちにいくとミスが出る。自己相関

④結果Bさんはミスをさせられ、Aさんはミスをさせて得点できる。相互相関

※矢印の方向は必ず、相互相関・自己相関の図の通りになります。(例:A1とB4、A1とA3は繋がらない)

※相互相関・自己相関の矢印を組み合わせ、不要な部分を消していくと得失点パターンが見えてきます。


誰しもが経験したことのある、負けパターン。相手は何もせず自滅。

Bが自滅している時、Aは打たれて失点しても良い(①)と考えています。つまり、「打たれたら嫌だ」と思っている人は、相手のミスを誘えません。

打たれた失点を許容した時、初めて相手のミスから点数を取る大人の卓球が可能です。

上図のように可視化すると、得失点パターンのサイクルがよくわかります。

次回は、自滅を防ぐ考え方について解説します。

※相互相関と自己相関の使い方が間違っていましたら、ご容赦ください。

卓球場・卓球教室
卓球三昧高田馬場店
藤井貴文

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